5.3. OpenShift Container Platform ユーザーインターフェイスを使用した namespace バケットの追加
OpenShift Data Foundation 4.8 以降のリリースでは、namespace バケットは OpenShift Container Platform ユーザーインターフェイスを使用して追加できます。namespace バケットの詳細は、namespace バケットの管理 を参照してください。
前提条件
- OpenShift Data Foundation Operator を使用した OpenShift Container Platform のインストール
- Multicloud Object Gateway (MCG) へのアクセス。
手順
- OpenShift Web コンソールにログインします。
-
Storage
Data Foundation をクリックします。 Namespace Store タブをクリックして、namespace バケットで使用される
namespacestore
リソースを作成します。- Create namespace store をクリックします。
- namespacestore 名を入力します。
- プロバイダーを選択します。
- リージョンを選択します。
- 既存のシークレットを選択するか、Switch to credentials をクリックして、シークレットキーおよびシークレットアクセスキーを入力してシークレットを作成します。
- ターゲットバケットを選択します。
- Create をクリックします。
- namespacestore が Ready 状態にあることを確認します。
- 必要なリソースが得られるまで、これらの手順を繰り返します。
Bucket Class タブ
Create a new Bucket Class をクリックします。 - Namespace ラジオボタンを選択します。
- Bucket Class 名を入力します。
- 説明 (オプション) を追加します。
- Next をクリックします。
- namespace バケットの namespace ポリシータイプを選択し、Next をクリックします。
ターゲットリソースを選択します。
- Namespace ポリシータイプが Single の場合、読み取りリソースを選択する必要があります。
- namespace ポリシータイプが Multi の場合、読み取りリソースおよび書き込みリソースを選択する必要があります。
- namespace ポリシータイプが Cache の場合は、namespace バケットの読み取りおよび書き込みターゲットを定義する Hub namespace ストアを選択する必要があります。
- Next をクリックします。
- 新しいバケットクラスを確認してから Create Bucketclass をクリックします。
- BucketClass ページで、新たに作成されたリソースが Created フェーズにあることを確認します。
-
OpenShift Web コンソールで、Storage
Data Foundation をクリックします。 - Status カードで Storage System をクリックし、表示されるポップアップからストレージシステムリンクをクリックします。
-
Object タブで、Multicloud Object Gateway
Buckets Namespace Buckets タブをクリックします。 Create Namespace Bucket をクリックします。
- Choose Name タブで、namespace バケットの Name を指定し、Next をクリックします。
Set Placement タブで、以下を実行します。
- Read Policy で、namespace バケットがデータの読み取りに使用する、ステップ 5 で作成した各 namespace リソースのチェックボックスを選択します。
- 使用している namespace ポリシータイプが Multi の場合、Write Policy の場合は、namespace バケットがデータを書き込む namespace リソースを指定します。
- Next をクリックします。
- Create をクリックします。
検証
- namespace バケットが State 列の緑色のチェックマークと、予想される読み取りリソースの数、および予想される書き込みリソース名と共に一覧表示されていることを確認します。