4.5. 新規バケットクラスの作成


バケットクラスは、OBC (Object Bucket Class) の階層ポリシーおよびデータ配置を定義するバケットのクラスを表す CRD です。

以下の手順を使用して、OpenShift Data Foundation でバケットクラスを作成します。

手順

  1. OpenShift Web コンソールで、Storage Data Foundation をクリックします。
  2. Bucket Class タブをクリックします。
  3. Create Bucket Class をクリックします。
  4. Create new Bucket Class ページで、以下を実行します。

    1. バケットクラスターイプを選択し、バケットクラス名を入力します。

      1. BucketClass タイプを選択します。以下のいずれかのオプションを選択します。

        • Standard: データは Multicloud Object Gateway (MCG) に使用され、重複排除、圧縮、および暗号化されます。
        • Namespace: データは、重複排除、圧縮、または暗号化を実行せずに NamespaceStores に保存されます。

          デフォルトでは、Standard が選択されます。

      2. Bucket Class Name 名を入力します。
      3. Next をクリックします。
    2. Placement PolicyTier 1 - Policy Type を選択し、Next をクリックします。要件に応じて、いずれかのオプションを選択できます。

      • Spread により、選択したリソース全体にデータを分散できます。
      • Mirror により、選択したリソース全体でデータを完全に複製できます。
      • Add Tier をクリックし、別のポリシー階層を追加します。
    3. Tier 1 - Policy TypeSpread を選択した場合は、利用可能な一覧から 1 つ以上の Backing Store リソースを選択してから、Next をクリックします。また、新しいバッキングストアを作成 することも可能です。

      注記

      直前の手順で Policy Type に Mirror を選択する場合は、2 つ以上のバッキングストアを選択する必要があります。

    4. Bucket Class 設定を確認し、確認します。
    5. Create Bucket Class をクリックします。

検証手順

  1. OpenShift Web コンソールで、Storage Data Foundation をクリックします。
  2. Bucket Class タブをクリックし、新しい Bucket Class を検索します。
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