第5章 OpenShift Data Foundation を使用した OpenShift Container Platform アプリケーションのサポート
OpenShift Container Platform のインストール時に OpenShift Data Foundation を直接インストールすることはできません。ただし、Operator Hub を使用して OpenShift Data Foundation を既存の OpenShift Container Platform にインストールし、OpenShift Container Platform アプリケーションを OpenShift Data Foundation でサポートされるように設定することができます。
前提条件
- OpenShift Container Platform がインストールされ、OpenShift Web コンソールへの管理者アクセスがある。
-
OpenShift Data Foundation が
openshift-storage
namespace にインストールされ、実行されている。
手順
OpenShift Web コンソールで、以下のいずれかを実行します。
Workloads
Deployments をクリックします。 Deployments ページで、以下のいずれかを実行できます。
- 既存のデプロイメントを選択し、Action メニュー (⋮) から Add Storage オプションをクリックします。
新規デプロイメントを作成してからストレージを追加します。
- Create Deployment をクリックして新規デプロイメントを作成します。
-
要件に応じて
YAML
を編集し、デプロイメントを作成します。 - Create をクリックします。
- ページ右上の Actions ドロップダウンメニューから Add Storage を選択します。
Workloads
Deployment Configs をクリックします。 Deployment Configs ページで、以下のいずれかを実行できます。
- 既存のデプロイメントを選択し、Action メニュー (⋮) から Add Storage オプションをクリックします。
新規デプロイメントを作成してからストレージを追加します。
- Create Deployment Config をクリックし、新規デプロイメントを作成します。
-
要件に応じて
YAML
を編集し、デプロイメントを作成します。 - Create をクリックします。
- ページ右上の Actions ドロップダウンメニューから Add Storage を選択します。
Add Storage ページで、以下のオプションのいずれかを選択できます。
- Use existing claim オプションをクリックし、ドロップダウンリストから適切な PVC を選択します。
Create new claim オプションをクリックします。
-
Storage Class ドロップダウンリストから適切な
CephFS
またはRBD
ストレージクラスを選択します。 - Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求、PVC) の名前を指定します。
ReadWriteOnce (RWO) または ReadWriteMany (RWX) アクセスモードを選択します。
注記ReadOnlyMany (ROX) はサポートされないため、非アクティブになります。
必要なストレージ容量のサイズを選択します。
注記ブロック PV を拡張することはできますが、Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求、PVC) の作成後にストレージ容量のサイズを縮小することはできません。
-
Storage Class ドロップダウンリストから適切な
- コンテナー内のマウントパスボリュームのマウントパスとサブパス (必要な場合) を指定します。
- Save をクリックします。
検証手順
設定に応じて、以下のいずれかを実行します。
-
Workloads
Deployments をクリックします。 -
Workloads
Deployment Configs をクリックします。
-
Workloads
- 必要に応じてプロジェクトを設定します。
- ストレージを追加したデプロイメントをクリックして、デプロイメントの詳細を表示します。
- Volumes までスクロールダウンし、デプロイメントに、割り当てた Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC) に一致する Type があることを確認します。
- Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC) の名前をクリックし、Persistent Volume Claim Overview ページでストレージクラス名を確認します。