13.3. クラスター内での NFS エクスポートの使用
Kubernetes アプリケーション Pod は、以前に作成された PVC をマウントすることによって作成された NFS エクスポートを使用することができます。
以下の 2 つの方法のいずれかで PVC をマウントすることができます。
YAML の使用:
以下は、「NFS エクスポートの作成」 で作成されたサンプル PVC を使用する Pod の例です。
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: nfs-export-example spec: containers: - name: web-server image: nginx volumeMounts: - name: nfs-export-pvc mountPath: /var/lib/www/html volumes: - name: nfs-export-pvc persistentVolumeClaim: claimName: <pvc_name> readOnly: false
- <pvc name>
-
my-nfs-export
など、以前に作成した PVC を指定します。
OpenShift Container Platform Web コンソールの使用
手順
-
OpenShift Container Platform Web コンソールで、Workloads
Pods に移動します。 - Create Pod をクリックして、新しいアプリケーション Pod を作成します。
- metadata セクションの下に名前を追加します。たとえば、namespace のある nfs-export-example を openshift-storage として追加します。
spec: セクションの下に、image セクションと volumeMounts セクションを含む containers: セクションを追加します。
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: nfs-export-example namespace: openshift-storage spec: containers: - name: web-server image: nginx volumeMounts: - name: <volume_name> mountPath: /var/lib/www/html
以下に例を示します。
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: nfs-export-example namespace: openshift-storage spec: containers: - name: web-server image: nginx volumeMounts: - name: nfs-export-pvc mountPath: /var/lib/www/html
spec: セクションの下に、volume: セクションを追加して、NFS PVC をアプリケーション Pod のボリュームとして追加します。
volumes: - name: <volume_name> persistentVolumeClaim: claimName: <pvc_name>
以下に例を示します。
volumes: - name: nfs-export-pvc persistentVolumeClaim: claimName: my-nfs-export