13.2. NFS エクスポートの作成
NFS エクスポートは、ocs-storagecluster-ceph-nfs
StorageClass に対して永続ボリューム要求 (PVC) を作成することによって作成されます。
NFS PVC は、次の 2 つの方法で作成できます。
yaml を使用した NFS PVC の作成
以下は、PVC の例になります。
volumeMode: Block
は NFS ボリュームでは機能しません。
apiVersion: v1 kind: PersistentVolumeClaim metadata: name: <desired_name> spec: accessModes: - ReadWriteOnce resources: requests: storage: 1Gi storageClassName: ocs-storagecluster-ceph-nfs
- <desired_name>
-
my-nfs-export
など、PVC の名前を指定します。
PVC が Bound
状態になると、エクスポートが作成されます。
OpenShift Container Platform Web コンソールからの NFS PVC の作成
前提条件
- OpenShift Container Platform Web コンソールにログインし、ストレージクラスターに対して NFS 機能が有効になっていることを確認している。
手順
-
OpenShift Web コンソールで、Storage
Persistent Volume Claims をクリックします。 - Project を openshift-storage に設定します。
Create PersistentVolumeClaim をクリックします。
-
Storage Class、
ocs-storagecluster-ceph-nfs
を指定します。 -
my-nfs-export
などの PVC 名 を指定します。 - 必要な Access Mode を選択します。
- アプリケーション要件に応じて Size を指定します。
Volume mode を
Filesystem
として選択します。注記:
Block
モードは、NFS PVC ではサポートされていません。-
Create をクリックし、PVC のステータスが
Bound
になるまで待機します。
-
Storage Class、