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8.4. Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求、PVC) の拡張

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OpenShift Data Foundation 4.6 以降では、Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求、PVC) を拡張する機能が導入され、永続ストレージリソース管理の柔軟性が向上します。

拡張は、以下の永続ボリュームでサポートされます。

  • ボリュームモードが Filesystem の Ceph File System (CephFS) をベースとする PVC (ReadWriteOnce (RWO) および ReadWriteMany (RWX) アクセス)。
  • ボリュームモードが Filesystem の Ceph RADOS Block Device (Ceph RBD) をベースとする PVC (ReadWriteOnce (RWO) アクセス)。
  • ボリュームモードが Block の Ceph RADOS Block Device (Ceph RBD) をベースとする PVC (ReadWriteOnce (RWO) アクセス)。
注記

PVC の拡張は OSD、MON、および暗号化された PVC ではサポートされません。

前提条件

  • OpenShift Web コンソールへの管理者アクセス。

手順

  1. OpenShift Web コンソールで、Storage Persistent Volume Claims に移動します。
  2. 拡張する Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC) の横にある Action メニュー (⋮) をクリックします。
  3. Expand PVC をクリックします。

    Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC) メニュー項目の拡張
  4. Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC) の新しいサイズを選択してから、Expand をクリックします。

    Expand Persistent Volume Claim wizard
  5. 拡張を確認するには、PVC の詳細ページに移動し、Capacity フィールドでサイズが正しく要求されていることを確認します。

    注記

    Ceph RADOS Block Device (RBD) に基づいて PVC を拡張する場合、PVC がまだ Pod に割り当てられていない場合は、PVC の詳細ページで Condition typeFileSystemResizePending になります。ボリュームをマウントすると、ファイルシステムのサイズ変更が正常に実行され、新しいサイズが Capacity フィールドに反映されます。

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