第12章 Container Storage Interface (CSI) コンポーネントの配置の管理
各クラスターは、infra
や storage
ノードなどの数多くの専用ノードで設定されます。ただし、カスタムテイントを持つ infra
ノードは、ノードで OpenShift Data Foundation Persistent Volume Claims (永続ボリューム要求、PVC) を使用することができません。そのため、このようなノードを使用する必要がある場合は、容認を設定してノードで csi-plugins
を起動することができます。詳細は、https://access.redhat.com/solutions/4827161 を参照してください。
手順
configmap を編集して、カスタムテイントの容認を追加します。エディターを終了する前に必ず保存します。
$ oc edit configmap rook-ceph-operator-config -n openshift-storage
configmap
を表示して、追加された容認を確認します。$ oc get configmap rook-ceph-operator-config -n openshift-storage -o yaml
テイント
nodetype=infra:NoSchedule
の追加された容認の出力例apiVersion: v1 data: [...] CSI_PLUGIN_TOLERATIONS: | - key: nodetype operator: Equal value: infra effect: NoSchedule - key: node.ocs.openshift.io/storage operator: Equal value: "true" effect: NoSchedule [...] kind: ConfigMap metadata: [...]
注記容認の value フィールドで、すべての文字列以外の値に二重引用符が含まれていることを確認してください。たとえば、boolean 型の値
true
と int 型の値1
は、"true" と "1" という形で入力する必要があります。独自の infra ノードで
csi-cephfsplugin-
* およびcsi-rbdplugin-
* Pod の起動に失敗した場合、rook-ceph-operator
を再起動します。$ oc delete -n openshift-storage pod <name of the rook_ceph_operator pod>
example
$ oc delete -n openshift-storage pod rook-ceph-operator-5446f9b95b-jrn2j pod "rook-ceph-operator-5446f9b95b-jrn2j" deleted
検証手順
csi-cephfsplugin-
* および csi-rbdplugin-
* Pod が infra
ノードで実行されていることを確認します。