第13章 RGW にアクセスするアプリケーションでの TLS 証明書の使用


ほとんどの S3 アプリケーションでは、デプロイメント設定ファイルに含める、要求でファイルとして渡す、/etc/pki パスに保存するなどの形で、TLS 証明書が必要です。

RADOS Object Gateway (RGW) の TLS 証明書は Kubernetes シークレットとして保存され、詳細はこのシークレットから取得する必要があります。

前提条件

実行中の OpenShift Data Foundation クラスター。

手順

  • 内部 RGW サーバーの場合

    • kubernetes シークレットから TLS 証明書と鍵を取得します。

      $ oc get secrets/<secret_name> -o jsonpath='{.data..tls\.crt}' | base64 -d
      
      $ oc get secrets/<secret_name> -o jsonpath='{.data..tls\.key}' | base64 -d
      Copy to Clipboard Toggle word wrap
      <secret_name>
      デフォルトの kubernetes シークレット名は <objectstore_name>-cos-ceph-rgw-tls-cert です。オブジェクトストアの名前を指定します。
  • 外部 RGW サーバーの場合

    • kubernetes シークレットから TLS 証明書を取得します。

      $ oc get secrets/<secret_name> -o jsonpath='{.data.cert}' | base64 -d
      Copy to Clipboard Toggle word wrap
      <secret_name>
      デフォルトの kubernetes シークレット名は ceph-rgw-tls-cert で、Opaque タイプのシークレットです。TLS 証明書を格納するためのキー値は cert です。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat