2.2. モジュラーモードでの must-gather の実行
Red Hat OpenShift Data Foundation の must-gather
は、環境によっては実行に長い時間がかかることがあります。これを回避するには、モジュラーモードで must-gather
を実行し、次のコマンドを使用して必要なリソースのみを収集します。
$ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/odf4/odf-must-gather-rhel9:v4.15 -- /usr/bin/gather <-arg>
< -arg>
を次の 1 つ以上の引数に置き換えて、must-gather ログの対象とするリソースを必要に応じて指定します。
-o
、--odf
- ODF ログ (Ceph リソース、namespaced リソース、clusterscoped リソース、Ceph ログを含む)
-d
、--dr
- DR ログ
-n
、--noobaa
- Noobaa ログ
-c
、--ceph
- Ceph コマンドと Pod ログ
-cl
、--ceph-logs
- Ceph デーモン、カーネル、およびジャーナルログ、クラッシュレポート
-ns
、--namespaced
-
namespaced
リソース -cs
、--clusterscoped
-
clusterscoped
リソース -h
、--help
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