3.16.4. 検出対象アプリケーションのフェイルオーバーと再配置


保護された検出対象アプリケーションは、マネージドアプリケーション と同様に、ピアクラスターに フェイルオーバー または 再配置 できます。ただし、アプリケーションのライフサイクルがマネージドアプリケーションのように RHACM によって管理されないため、検出対象アプリケーションには追加の手順がいくつかあります。

このセクションでは、保護された検出対象アプリケーションのフェイルオーバーおよび再配置プロセスを説明します。

重要

1 つまたは両方のリソースタイプが Warning または Critical ステータスにある場合は、アプリケーションのフェイルオーバーまたは再配置を開始しないでください。

3.16.4.1. 障害復旧により保護された検出対象アプリケーションのフェイルオーバー

このセクションでは、障害復旧により保護された検出対象アプリケーションをフェイルオーバーする方法を説明します。

前提条件

  • 両方のマネージドクラスターにアプリケーションの namespace が作成されていることを確認する (例: busybox-discovered)。

手順

  1. Hub cluster でフェンシングを有効にします。

    1. CLI ターミナルを開き、DRCluster resource を編集します。<drcluster_name> は一意の名前に置き換えます。

      Important

      マネージドクラスターがフェンスされると、アプリケーションから OpenShift Data Foundation 外部ストレージクラスターへの すべて の通信が失敗し、現在フェンスされているクラスターの一部の Pod が異常な状態 (CreateContainerErrorCrashLoopBackOff など) になります。

      $ oc edit drcluster <drcluster_name>
      apiVersion: ramendr.openshift.io/v1alpha1
      kind: DRCluster
      metadata:
      [...]
      spec:
        ## Add this line
        clusterFence: Fenced
        cidrs:
        [...]
      [...]

      出力例:

      drcluster.ramendr.openshift.io/ocp4perf1 edited
    2. Hub cluster 上の Primary managed cluster のフェンシングステータスを確認します。<drcluster_name> は、一意の識別子に置き換えます。

      $ oc get drcluster.ramendr.openshift.io <drcluster_name> -o jsonpath='{.status.phase}{"\n"}'

      出力例:

      Fenced
    3. Ceph クラスターにログインし、OpenShift Container Platform クラスターノードに属する IP がブロックリストに含まれていることを確認します。

      $ ceph osd blocklist ls

      出力例

      cidr:10.1.161.1:0/32 2028-10-30T22:30:03.585634+0000
      cidr:10.1.161.14:0/32 2028-10-30T22:30:02.483561+0000
      cidr:10.1.161.51:0/32 2028-10-30T22:30:01.272267+0000
      cidr:10.1.161.63:0/32 2028-10-30T22:30:05.099655+0000
      cidr:10.1.161.129:0/32 2028-10-30T22:29:58.335390+0000
      cidr:10.1.161.130:0/32 2028-10-30T22:29:59.861518+0000
  2. RHACM コンソールで、Disaster Recovery Protected applications タブに移動します。
  3. アプリケーション行の最後で、Actions メニューをクリックし、フェイルオーバー の開始を選択します。
  4. Failover application モーダルウィンドウで、アプリケーションとターゲットクラスターのステータスを確認します。
  5. Initiate をクリックします。Failover プロセスが完了するまで待ちます。
  6. セカンダリーマネージドクラスター で busybox アプリケーションが実行されていることを確認します。

    $ oc get pods,pvc -n busybox-discovered
    NAME                           READY   STATUS    RESTARTS   AGE
    pod/busybox-796fccbb95-qmxjf   1/1     Running   0          2m46s
    
    
    NAME                                STATUS   VOLUME                                     CAPACITY   ACCESS MODES   STORAGECLASS                  VOLUMEATTRIBUTESCLASS   AGE
    persistentvolumeclaim/busybox-pvc   Bound    pvc-b20e4129-902d-47c7-b962-040ad64130c4   1Gi        RWO            ocs-storagecluster-ceph-rbd   <unset>                 2m57s
  7. 結果が WaitOnUserToCleanup になるまで、フェイルオーバーの進行状況を確認します。DRPC 名は、前の手順で設定した一意の名前 (例: busybox-rbd) によって識別できます。

    $ oc get drpc {drpc_name} -n openshift-dr-ops -o jsonpath='{.status.progression}{"\n"}'
    WaitOnUserToCleanUp
  8. プライマリーマネージドクラスター から busybox アプリケーションを削除し、Failover プロセスを完了します。

    1. Protected applications タブに移動します。アプリケーションを削除するためのメッセージが表示されます。
    2. busybox のクローンリポジトリーに移動し、フェイルオーバー 元の プライマリーマネージドクラスター で次のコマンドを実行します。アプリケーションの作成に使用したのと同じディレクトリー (odr-metro-rbd など) を使用します。

      $ cd ~/ocm-ramen-samples/
      $ git branch
      * main
      $ oc delete -k workloads/deployment/odr-metro-rbd -n busybox-discovered
      persistentvolumeclaim "busybox-pvc" deleted
      deployment.apps "busybox" deleted
  9. アプリケーションを削除した後、Protected applications タブに移動し、busybox リソースが両方とも Healthy 状態であることを確認します。
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