7.3. Arbiter を使用した 2 サイトストレッチクラスターのトラブルシューティング


7.3.1. ゾーン回復後の ContainerCreating 状態でスタックしたワークロード Pod の回復

問題

完全なゾーン障害とリカバリーを実行した後、ワークロード Pod が以下のいずれかのエラーで ContainerCreating 状態のままになることがあります。

  • MountDevice failed to create newCsiDriverClient: driver name openshift-storage.rbd.csi.ceph.com not found in the list of registered CSI drivers
  • MountDevice failed for volume <volume_name> : rpc error: code = Aborted desc = an operation with the given Volume ID <volume_id> already exists
  • MountVolume.SetUp failed for volume <volume_name> : rpc error: code = Internal desc = staging path <path> for volume <volume_id> is not a mountpoint
解決方法

ワークロード Pod が上記のエラーのいずれかでスタックしている場合は、以下の回避策を実行してください。

  • ceph-fs ワークロードが ContainerCreating でスタックしている場合:

    1. スタックした Pod がスケジュールされているノードを再起動します。
    2. これらのスタックした Pod を削除します。
    3. 新規 Pod が実行されていることを確認します。
  • ceph-rbd ワークロードが ContainerCreating でスタックし、しばらくしても自己回復しない場合:

    1. スタックした Pod がスケジュールされているノードで csi-rbd プラグイン Pod を再起動します。
    2. 新規 Pod が実行されていることを確認します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.