10.4.2.4. GCP でサポートされるバッキングストアの作成
前提条件
Multicloud Object Gateway (MCG) コマンドラインインターフェイスをダウンロードします。
# subscription-manager repos --enable=rh-odf-4-for-rhel-8-x86_64-rpms # yum install mcg
注記サブスクリプションマネージャーを使用してリポジトリーを有効にするための適切なアーキテクチャーを指定します。たとえば、IBM Z インフラストラクチャーの場合は、以下のコマンドを使用します。
# subscription-manager repos --enable=rh-odf-4-for-rhel-8-s390x-rpms
または、MCG パッケージを、https://access.redhat.com/downloads/content/547/ver=4/rhel---8/4/x86_64/packages にある OpenShift Data Foundation RPM からインストールできます。
注記お使いのアーキテクチャーに応じて、正しい製品バリアントを選択します。
手順
MCG コマンドラインインターフェイスから、以下のコマンドを実行します。
noobaa backingstore create google-cloud-storage <backingstore_name> --private-key-json-file=<PATH TO GCP PRIVATE KEY JSON FILE> --target-bucket <GCP bucket name>
-
<backingstore_name>
を、バッキングストアの名前に置き換えます。 -
<PATH TO GCP PRIVATE KEY JSON FILE>
を、この目的で作成された GCP プライベートキーへのパスに置き換えます。 <GCP bucket name>
を、既存の GCP オブジェクトストレージバケット名に置き換えます。この引数は、MCG に対して、バッキングストア、およびその後のデータストレージおよび管理のためのターゲットバケットとして使用するバケットについて指示します。出力は次のようになります。
INFO[0001] ✅ Exists: NooBaa "noobaa" INFO[0002] ✅ Created: BackingStore "google-gcp" INFO[0002] ✅ Created: Secret "backing-store-google-cloud-storage-gcp"
-
YAML を使用してストレージリソースを追加することもできます。
認証情報でシークレットを作成します。
apiVersion: v1 kind: Secret metadata: name: <backingstore-secret-name> type: Opaque data: GoogleServiceAccountPrivateKeyJson: <GCP PRIVATE KEY ENCODED IN BASE64>
-
Base64 を使用して独自の GCP サービスアカウントプライベートキー ID を指定し、エンコードし、その結果を
<GCP PRIVATE KEY ENCODED IN BASE64>
の場所で使用する必要があります。 -
<backingstore-secret-name>
を一意の名前に置き換えます。
-
Base64 を使用して独自の GCP サービスアカウントプライベートキー ID を指定し、エンコードし、その結果を
特定のバッキングストアについて以下の YAML を適用します。
apiVersion: noobaa.io/v1alpha1 kind: BackingStore metadata: finalizers: - noobaa.io/finalizer labels: app: noobaa name: bs namespace: openshift-storage spec: googleCloudStorage: secret: name: <backingstore-secret-name> namespace: openshift-storage targetBucket: <target bucket> type: google-cloud-storage
-
<target bucket>
を、既存の Google ストレージバケットに置き換えます。この引数は、MCG に対して、バッキングストア、およびその後のデータストレージおよび管理のためのターゲットバケットとして使用するバケットについて指示します。 -
<backingstore-secret-name>
を直前の手順で作成したシークレットの名前に置き換えます。
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