10.4.2.5. ローカル永続ボリュームでサポートされるバッキングストアの作成
前提条件
Multicloud Object Gateway (MCG) コマンドラインインターフェイスをダウンロードします。
# subscription-manager repos --enable=rh-odf-4-for-rhel-8-x86_64-rpms # yum install mcg
注記サブスクリプションマネージャーを使用してリポジトリーを有効にするための適切なアーキテクチャーを指定します。たとえば、IBM Z インフラストラクチャーの場合は、以下のコマンドを使用します。
# subscription-manager repos --enable=rh-odf-4-for-rhel-8-s390x-rpms
または、MCG パッケージを、https://access.redhat.com/downloads/content/547/ver=4/rhel---8/4/x86_64/packages にある OpenShift Data Foundation RPM からインストールできます。
注記お使いのアーキテクチャーに応じて、正しい製品バリアントを選択します。
手順
MCG コマンドラインインターフェイスから、以下のコマンドを実行します。
noobaa backingstore create pv-pool <backingstore_name> --num-volumes=<NUMBER OF VOLUMES> --pv-size-gb=<VOLUME SIZE> --storage-class=<LOCAL STORAGE CLASS>
-
<backingstore_name>
を、バッキングストアの名前に置き換えます。 -
<NUMBER OF VOLUMES>
を、作成するボリューム数に置き換えます。ボリュームの数を増やすと、ストレージが拡大することに注意してください。 -
<VOLUME SIZE>
を、各ボリュームに必要なサイズ (GB 単位) に置き換えます。 <LOCAL STORAGE CLASS>
をローカルストレージクラスに置き換えます。これは、ocs-storagecluster-ceph-rbd
を使用する際に推奨されます。出力は次のようになります。
INFO[0001] ✅ Exists: NooBaa "noobaa" INFO[0002] ✅ Exists: BackingStore "local-mcg-storage"
-
YAML を使用してストレージリソースを追加することもできます。
特定のバッキングストアについて以下の YAML を適用します。
apiVersion: noobaa.io/v1alpha1 kind: BackingStore metadata: finalizers: - noobaa.io/finalizer labels: app: noobaa name: <backingstore_name> namespace: openshift-storage spec: pvPool: numVolumes: <NUMBER OF VOLUMES> resources: requests: storage: <VOLUME SIZE> storageClass: <LOCAL STORAGE CLASS> type: pv-pool
-
<backingstore_name>
を、バッキングストアの名前に置き換えます。 -
<NUMBER OF VOLUMES>
を、作成するボリューム数に置き換えます。ボリュームの数を増やすと、ストレージが拡大することに注意してください。 -
<VOLUME SIZE>
を、各ボリュームに必要なサイズ (GB 単位) に置き換えます。文字 G はそのままにする必要があることに注意してください。 -
<LOCAL STORAGE CLASS>
をローカルストレージクラスに置き換えます。これは、ocs-storagecluster-ceph-rbd
を使用する際に推奨されます。
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