3.2.3. 責任
2 つの ocs-operator
CRD は次のとおりです。
-
OCSInitialization
-
StorageCluster
OCSInitialization
は、Operator レベルで適用されるカプセル化操作に使用されるシングルトン CRD です。オペレーターは、1 つのインスタンスが常に存在することを確認します。CR は以下をトリガーします。
OpenShift Container Storage に必要な初期化タスクを実行します。必要な場合は、
OCSInitialization
CRD を削除して、これらのタスクを再度実行するようにトリガーするこがされます。- OpenShift Container Storage に必要なセキュリティーコンテキスト制約 (SCC) が存在することを確認します。
- 高度なトラブルシューティングおよび復旧操作を実行するために使用される Ceph ツールボックス Pod のデプロイメントを管理します。
StorageCluster
CRD は、OpenShift Container Storage の全機能を提供するシステムを表します。これは Operator をトリガーし、CRD Rook-Ceph
および NooBaa
の生成および調整を行うことができます。ocs-operator
アルゴリズムは、StorageCluster
仕様の設定に基づいて CRD CephCluster
および NooBaa
を生成します。Operator は CephBlockPools
、Routes
などの追加の CR も作成します。これらのリソースは、OpenShift Container Storage のさまざまな機能を有効にするのに必要です。現時点で、OpenShift Container Platform クラスターごとに 1 つの StorageCluster CR のみがサポートされます。