リリースノートおよび既知の問題


Red Hat OpenShift Dev Spaces 3.21

Red Hat OpenShift Dev Spaces 3.21 のリリースノートと既知の問題

Red Hat Developer Group Documentation Team

概要

Red Hat OpenShift Dev Spaces 3.21 の新機能と注目すべき機能、および既知の問題に関する情報。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、用語の置き換えは、今後の複数のリリースにわたって段階的に実施されます。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。

第1章 Red Hat OpenShift Dev Spaces について

Red Hat OpenShift Dev Spaces は、エンタープライズレベルのセットアップを備えた Red Hat OpenShift 上の Web ベースの開発環境を提供します。

  • クラウド開発環境 (CDE) サーバー
  • Microsoft Visual Studio Code - Open Source、JetBrains IntelliJ IDEA Community、デスクトップ版 IntelliJ IDEA Ultimate、PyCharm、WebStorm、RubyMine、CLion エディターなどの IDE (テクノロジープレビュー)。
  • 一般的なプログラミング言語、フレームワーク、Red Hat テクノロジーを使用したコンテナー化環境

Red Hat OpenShift Dev Spaces は、コンテナーベースの開発に適しています。

Red Hat OpenShift Dev Spaces 3.21 は Eclipse Che 7.102 をベースにしています。

1.1. サポート対象のプラットフォーム

OpenShift Dev Spaces は、次の CPU アーキテクチャー上の OpenShift 4.14 - 4.18 で動作します。

  • AMD64 および Intel 64 (x86_64)
  • IBM Z (s390x)
  • IBM Power (ppc64le)

1.2. サポートポリシー

Red Hat OpenShift Dev Spaces 3.21 では、Red Hat が製品のデプロイ、設定、および使用のサポートを提供します。

1.3. Red Hat OpenShift Dev Spaces と Eclipse Che の違い

Red Hat OpenShift Dev Spaces と、そのベースとなる上流プロジェクトである Eclipse Che の間には、多少の違いがあります。

  • OpenShift Dev Spaces は、Red Hat OpenShift でのみサポートされます。
  • OpenShift Dev Spaces は Red Hat Enterprise Linux に基づいており、最新のセキュリティー修正が含まれるように定期的に更新されます。
  • OpenShift Dev Spaces は、Quarkus、Lombok、NodeJS、Python、DotNet、Golang、C/C++ などの言語とテクノロジーを使用して、エアギャップモードでサポートされる getting-started サンプルを提供します。コミュニティーサンプルは、Devfile レジストリーページ から入手できます。
  • OpenShift Dev Spaces は、ユーザーログインと管理に OpenShift OAuth を使用します。

Red Hat は、OpenShift Dev Spaces のエンタープライズレベルのサポートを保証するライセンスとパッケージを提供します。

第2章 新機能および機能拡張

2.1. ユーザーダッシュボードでエディターの非表示を許可する

このリリース以降、管理者はカスタムリソースの専用環境変数 CHE_HIDE_EDITORS_BY_ID を使用して、ユーザーダッシュボード上の特定のエディターを非表示にできます。

spec:
  components:
    dashboard:
      deployment:
        containers:
        - env:
          - name: CHE_HIDE_EDITORS_BY_ID
            value: che-incubator/che-webstorm-server/latest, che-incubator/che-webstorm-server/next,
                   che-incubator/che-rubymine-server/latest, che-incubator/che-rubymine-server/next,
                   che-incubator/che-pycharm-server/latest, che-incubator/che-pycharm-server/next,
                   che-incubator/che-clion-server/latest, che-incubator/che-clion-server/next,
                   che-incubator/che-idea-server/latest, che-incubator/che-idea-server/next,
                   che-incubator/che-idea/latest, che-incubator/che-idea/next
Copy to Clipboard Toggle word wrap

この機能の詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

関連情報

2.2. Traefik バージョンの v3.3.5 への更新

Operator が使用する Traefik のバージョンが v.3.3.5 バージョンに更新されました。新しいバージョンの詳細は、公式ページ Traefik リリースノート を参照してください。

関連情報

2.3. Fabric8 Kubernetes Client 7.1.0 への更新

che-server コンポーネントで使用される Fabric8 Kubernetes Client が最新の 7.1.0 バージョンに更新されました。新しいバージョンの詳細は、公式ページ Fabric8 Kubernetes Client リリースノート を参照してください。

関連情報

非推奨となった Projector ベース の IntelliJ IDEA Community エディションは、このリリース以降のユーザーダッシュボードでデフォルトで非表示になり、今後のリリースでは完全に削除される予定です。現行バージョンのユーザーダッシュボードで非推奨のエディターを有効にするには、カスタムリソースで専用の環境変数 CHE_SHOW_DEPRECATED_EDITORS を使用します。

spec:
  components:
    dashboard:
      deployment:
        containers:
        - env:
          - name: CHE_SHOW_DEPRECATED_EDITORS
            value: true
Copy to Clipboard Toggle word wrap

関連情報

2.5. ダッシュボードでの URL パラメーターフィルターの提供を許可する

このリリースでは、ユーザーダッシュボードの Create Workspace ページにオプションの filter URL パラメーターを追加し、特定のテクノロジーに基づくサンプルの一部のみを表示できるようになりました (例: Quarkus dashboard/#/create-workspace?filter=quarkus)。

関連情報

2.6. GitHub 上の devfile.yaml を直接指定して CDE の作成をサポートする

このリリース以降、devfile があるディレクトリーの GitHub リポジトリー URL、または devfile を直接指定する GitHub リポジトリー URL を使用して、Cloud DeveloperEnvironment (CDE) を作成できるようになりました。以前は、CDE を作成するには、GitHub リポジトリー、ブランチ、タグの URL と、raw devfile URL のみを使用できました。

重要

devfile の名前は devfile.yaml または .devfile.yaml にする必要があります。

関連情報

第3章 バグ修正

3.1. Ansible 拡張機能から Ansible Lightspeed に接続するとエラーが発生する

以前は、Ansible 拡張機能を使用したときに、Lightspeed サービスへの接続に関連する不具合がありました。次のエラーメッセージが表示されました: "Error: invalid_request. Invalid redirect URI." このリリースで、この不具合は修正されました。

関連情報

以前は、postStart コマンドは、devfile にリストされている順序ではなく、アルファベット順に基づいて実行されていたため、特にリストされている順序に基づいて特定の実行順序が予想される場合に混乱が生じる可能性がありました。このリリース以降、コマンドが devfile の postStart セクションにリストされている順序で、実行されるようになりました。

postStart:
  - command-one
  - command-two
  - command-three
Copy to Clipboard Toggle word wrap

関連情報

以前は、カスタムリソース (CR) で disableWorkspaceCaBundleMount: true プロパティーを設定しても、/etc/pki/ca-trust/extracted/pem/ ディレクトリーへの証明書のマウントが停止されませんでした。このリリースでは不具合が修正されました。

関連情報

以前は、per-user PVC ストラテジーの使用中にワークスペースを削除すると、別のワークスペースが実行中だった場合、ワークスペースが正しく削除されない可能性がありました。このリリースでは、このような状況では、ワークスペースを削除する前に実行中のワークスペースを停止することを提案する警告メッセージが表示されます。

関連情報

以前は、Bitbucket サーバーの OAuth2 プロンプトを受け入れると、次のエラースタックトレースを含む予期しないエラーリダイレクトページが表示されていました: {"message":"Cannot invoke \"String.length()\" because \"this.input\" is null","trace"}。このリリースでは不具合が修正されました。

関連情報

このリリースでは、controller.devfile.io/storage-type: ephemeral 属性に関連するリグレッションが修正され、この属性を持つ devfile から作成されたクラウド開発環境 (CDE) は emptyDir ボリュームを正しく使用するようになりました。

関連情報

3.7. ワークスペース Pod のクラッシュ後に Git の履歴が消去される

以前は、CheCluster で指定された永続ストレージストラテジーが per-workspace の場合に、ワークスペース Pod がデフォルトの devfile で再起動されると、すべての Git 履歴が失われるという不具合がありました。このリリースでは不具合が修正されました。

関連情報

このリリース前は、JetBrains IntelliJ IDEA のデスクトップバージョンを使用して、JetBrains Gateway アプリケーション経由で ubi9 ベースのイメージを持つワークスペースに接続することはできませんでした。この不具合はこのリリースで修正されました。

重要

ubi9 ベースのイメージを持つ JetBrains Getaway を正常に使用するには、次の要件を満たしていることを確認してください。

  • JetBrains Gateway アプリケーションバージョン 2025.x がインストールされている。
  • Dev Workspaces Gateway プラグインバージョン 0.0.10 がインストールされている。

関連情報

第4章 テクノロジープレビュー

テクノロジープレビューの機能は、最新の技術をいち早く提供して、開発段階で機能のテストやフィードバックの収集を可能にするために提供されます。ただし、これらの機能は Red Hat サブスクリプションレベルアグリーメントでは完全にサポートされておらず、機能的に完全でない可能性があり、実稼働環境での使用を目的としていません。Red Hat ではテクノロジープレビュー機能を今後も繰り返し使用することで一般提供に移行できると考えていることから、お客様がこの機能を使用する際に発生する問題の解決に取り組みます。テクノロジープレビューのサポート範囲 を参照してください。

なし。

第5章 非推奨の機能

なし。

第6章 削除された機能

なし。

第7章 既知の問題

OpenShift Platform 4.18 にデプロイされた Dev Spaces 内のワークスペースに影響する既知の問題があります。ワークスペースを起動すると、エラーメッセージ "Error creating DevWorkspace deployment: Container tools has state ImagePullBackOff" が表示されます。

回避策

  • ワークスペースを再起動します。

関連情報

7.2. JetBrains IDE を使用するワークスペースでアイドルタイムアウトが無視される

JetBrains IDE のデスクトップバージョンには既知の問題があります。JetBrains IDE を使用するワークスペースでは、secondsOfRunBeforeIdlingsecondsOfInactivityBeforeIdling などの CheCluster プロパティーによって指定されたアイドルタイムアウトが無視されます。現時点では回避策はありません。

関連情報

7.3. JetBrains エディターにより IBM Power および IBM Z でワークスペースの起動が失敗する

現在、IBM Power および IBM Z アーキテクチャーでの JetBrains IDE のデスクトップバージョンの使用に影響する既知の問題があります。ダウンロードされる JetBrains IDE バイナリーがマルチアーキテクチャー対応ではないため、ワークスペースの起動が失敗します。現時点では回避策はありません。

関連情報

現在、デスクトップ版の JetBrains IntelliJ IDEA で実行されるワークスペースに影響する既知の問題があります。ワークスペースの実行中に IDE を閉じると、IDE を再度開いた後に、"There was an error in the connection provider" および "No connection handle was returned" というエラーメッセージが表示されます。回避策は複数あります。

回避策

  • Dev Spaces 用の JetBrains Gateway プラグインを使用して、ワークスペースをローカルで開きます。
  • ワークスペースを再起動します。
  • コンピューターを再起動します。

関連情報

現在、管理者以外のユーザーが作成したワークスペースと JetBrains Gateway プラグインに影響する既知の問題があります。管理者以外のユーザーとして Dev Spaces にワークスペースを作成し、同じアカウントを使用して JetBrains Getaway プラグインを通じてコンピューター上のローカルの Dev Spaces にアクセスすると、取得されたワークスペースのリストは空になります。現時点では回避策はありません。

関連情報

現在、エアギャップ環境で JetBrains Intellij IDEA を使用するワークスペースに影響する既知の問題があります。エディターとして JetBrains IntelliJ IDEA を選択し、ワークスペースを起動しようとすると、ワークスペースの起動が失敗します。回避策が利用可能です。

回避策

  • JetBrains エディターバイナリーの CDN ホスト download-cdn.jetbrains.com をホワイトリストに追加します。

関連情報

GitHub および Microsoft Azure DevOps OAuth プロバイダーの CHE_FORCE_REFRESH_PERSONAL_ACCESS_TOKEN プロパティーを使用して実験的な更新トークンモードを適用すると、既知の問題が発生します。これにより、ワークスペースはダッシュボードを周期的に再ロードし、ページが再起動するたびに新しい Personal Access Token を作成します。リフレッシュトークンモードは、OAuth プロバイダー 'GitLab' および 'BitBucket' で正しく機能します。

関連情報

第8章 よくある質問

OpenShift Dev Spaces から OpenShift クラスターにアプリケーションをデプロイすることはできますか?
OpenShift ユーザートークンはワークスペースコンテナーに 自動的に挿入され、OpenShift クラスターに対して oc CLI コマンドを実行できるようになります。
最適なパフォーマンスを得るには、OpenShift Dev Spaces で使用される永続ボリュームに使用する推奨ストレージは何ですか?
ブロックストレージを使用します。
同じクラスターに複数の OpenShift Dev Spaces インスタンスをデプロイできますか?
クラスターごとにデプロイできる OpenShift Dev Spaces インスタンスは 1 つのみです。
OpenShift Dev Spaces を オフライン (つまりインターネットから切断した状態で) でインストールすることは可能ですか?
OpenShift の制限された環境への Red Hat OpenShift Dev Spaces のインストール を参照してください。
OpenShift Dev Spaces でデフォルト以外の証明書を使用できますか?
自己署名証明書または公開証明書を使用できます。信頼できない TLS 証明書のインポート を参照してください。
複数のワークスペースを同時に実行できますか?
ユーザーが複数のワークスペースを同時に実行できるようにする を参照してください。

法律上の通知

Copyright © 2025 Red Hat, Inc.
The text of and illustrations in this document are licensed by Red Hat under a Creative Commons Attribution–Share Alike 3.0 Unported license ("CC-BY-SA"). An explanation of CC-BY-SA is available at http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/. In accordance with CC-BY-SA, if you distribute this document or an adaptation of it, you must provide the URL for the original version.
Red Hat, as the licensor of this document, waives the right to enforce, and agrees not to assert, Section 4d of CC-BY-SA to the fullest extent permitted by applicable law.
Red Hat, Red Hat Enterprise Linux, the Shadowman logo, the Red Hat logo, JBoss, OpenShift, Fedora, the Infinity logo, and RHCE are trademarks of Red Hat, Inc., registered in the United States and other countries.
Linux® is the registered trademark of Linus Torvalds in the United States and other countries.
Java® is a registered trademark of Oracle and/or its affiliates.
XFS® is a trademark of Silicon Graphics International Corp. or its subsidiaries in the United States and/or other countries.
MySQL® is a registered trademark of MySQL AB in the United States, the European Union and other countries.
Node.js® is an official trademark of Joyent. Red Hat is not formally related to or endorsed by the official Joyent Node.js open source or commercial project.
The OpenStack® Word Mark and OpenStack logo are either registered trademarks/service marks or trademarks/service marks of the OpenStack Foundation, in the United States and other countries and are used with the OpenStack Foundation's permission. We are not affiliated with, endorsed or sponsored by the OpenStack Foundation, or the OpenStack community.
All other trademarks are the property of their respective owners.
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る