2.2. Microsoft Windows の問題


このセクションでは、Microsoft Windows ホストのユーザーに影響する Red Hat OpenShift Local の問題を説明します。

2.2.1. Microsoft 標準インストーラー (MSI) を使用する場合のインストールの完了

手順

  1. MSI インストーラーを使用して、Red Hat OpenShift Local をインストールします。
  2. コンピューターを再起動します。
  3. コマンドプロンプトまたは PowerShell で次のコマンドを実行します。

    $ crc setup

2.2.2. crc cleanup コマンドが権限エラーで失敗する場合がある

コマンド間でホストコンピューターを再起動せずに、crc setup に続いて crc cleanup を実行すると、crc cleanup で次のエラーが報告されます。

Post "http://unix/clean": open \\.\pipe\crc-admin-helper: Access is denied.

回避策

  1. コンピューターを再起動します。
  2. 以下のコマンドを実行します。

    $ crc cleanup

2.2.3. %WINDRIVE% の外部で実行すると、予期しない動作が発生する

ネットワークドライブから crc バイナリーを起動すると、Hyper-V ドライバーが失敗します。

回避策

  • crc バイナリーを %WINDRIVE% 上の場所に移動します。

    %WINDRIVE% は通常 C:\ に設定されます。

2.2.4. Red Hat OpenShift Local が PowerShell での FullLanguage サポートを想定

Red Hat OpenShift Local は、システム管理者が決定した例外を除いて、ConstrainedLanguage PowerShell モードをサポートします。

2.2.5. crc oc-env コマンドが %PATH% の特殊文字では機能しない

Microsoft Windows では、PowerShell およびコマンドプロンプトが UTF-8 エンコーディングを使用しません。したがって、%PATH% に存在する特殊文字を使用して、crc oc-env コマンドを実行すると UTF-8 文字が正確にエンコードされません。

回避策

  • 特殊文字を含まない場所に crc バイナリーを移動します。

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