7.4. Python 関数の戻り値
関数は、Flask でサポートされている任意の値を返すことができます。これは、呼び出しフレームワークがこれらの値を Flask サーバーに直接プロキシーするためです。
例
def main(context: Context): body = { "message": "Howdy!" } headers = { "content-type": "application/json" } return body, 200, headers
関数は、関数呼び出しの 2 番目および 3 番目の応答値として、ヘッダーと応答コードの両方を設定できます。
7.4.1. Returning CloudEvents
開発者は @event
デコレーターを使用して、呼び出し元に対して、応答を送信する前に関数の戻り値を CloudEvent に変換する必要があることを指示できます。
例
@event("event_source"="/my/function", "event_type"="my.type") def main(context): # business logic here data = do_something() # more data processing return data
この例では、タイプが "my.type"
、ソースが "/my/function"
の応答値として CloudEvent を送信します。CloudEvent data
プロパティー は、返された data
変数に設定されます。event_source
および event_type
デコレーター属性は任意です。