3.2. AWS STS セキュリティー


AWS STS のセキュリティー機能には以下が含まれます。

  • ユーザーが事前に作成する明示的かつ限定的なポリシーセット。

    • ユーザーは、プラットフォームに必要なすべての要求された権限を確認できます。
  • サービスは、これらの権限以外の操作を一切行うことができません。
  • 認証情報をローテーションしたり取り消したりする必要はありません。サービスは、操作を実行する必要が生じるたびに、1 時間以内に期限切れになる認証情報を取得します。
  • 認証情報の有効期限により、認証情報の漏洩や再利用のリスクが軽減されます。

ROSA with HCP は、特定の分離された IAM ロールに、短期的なセキュリティー認証情報を使用して、クラスターソフトウェアコンポーネントに最小限の権限を付与します。認証情報は、AWS の API 呼び出しを実行する各コンポーネントおよびクラスターに固有の IAM ロールに関連付けられます。この方法は、クラウドサービスのリソース管理における最小権限と安全なプラクティスの原則に沿ったものです。

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