5.2.3. クラスター通知の確認とアクション
クラスター通知は、Red Hat Site Reliability Engineering (SRE) が管理対象クラスターの健全性をユーザーに通知する際に使用する主な方法です。Red Hat SRE は、クラスター通知を使用して、クラスターの問題を解決または防止するためのアクションを実行するように促すこともあります。
クラスターの所有者と管理者は、クラスターの健全性とサポート対象の状態を維持するために、クラスター通知を定期的に確認して対処する必要があります。
クラスターの通知は、Red Hat Hybrid Cloud Console のクラスターの Cluster history タブで表示できます。デフォルトでは、クラスターの所有者のみがクラスター通知をメールで受信します。他のユーザーがクラスター通知メールを受信する必要がある場合は、各ユーザーをクラスターの通知連絡先として追加します。
5.2.3.1. クラスター通知ポリシー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター通知は、クラスターの健全性とクラスターに大きな影響を与えるイベントに関する情報を常に提供できるように設計されています。
ほとんどのクラスター通知は、クラスターの問題や状態の重要な変更をすぐに通知するために、自動的に生成されて送信されます。
状況によっては、Red Hat Site Reliability Engineering (SRE) がクラスター通知を作成して送信し、複雑な問題に関する追加のコンテキストとガイダンスを提供します。
影響の少ないイベント、リスクの低いセキュリティー更新、日常的な運用とメンテナンス、または Red Hat SRE によってすぐに解決される軽微で一時的な問題は、クラスター通知が送信されません。
次の場合、Red Hat サービスが自動的に通知を送信します。
- リモートヘルスモニタリングまたは環境検証チェックにより、ワーカーノードのディスク領域不足など、クラスター内の問題が検出された場合。
- 重要なクラスターライフサイクルイベントが発生した場合。たとえば、スケジュールされたメンテナンスまたはアップグレードの開始時や、クラスター操作がイベントの影響を受けたが、お客様による介入は必要ない場合などです。
- クラスター管理に大きな変更が発生した場合。たとえば、クラスターの所有権または管理制御が 1 人のユーザーから別のユーザーに移行された場合などです。
- クラスターのサブスクリプションが変更または更新された場合。たとえば、Red Hat がサブスクリプションの条件やクラスターで利用可能な機能を更新した場合などです。
SRE は次の場合に通知を作成して送信します。
- インシデントにより、クラスターの可用性やパフォーマンスに影響を与えるデグレードや停止が発生した場合。たとえば、クラウドプロバイダーで地域的な停止が発生した場合などです。SRE は、インシデント解決の進行状況とインシデントが解決した時期を知らせる後続の通知を送信します。
- クラスターで、セキュリティー脆弱性、セキュリティー侵害、または異常なアクティビティーが検出された場合。
- お客様が行った変更によってクラスターが不安定になっているか、不安定になる可能性があることを Red Hat が検出した場合。
- ワークロードがクラスターのパフォーマンス低下や不安定化を引き起こしていることを Red Hat が検出した場合。