8.13. Red Hat OpenShift Service on AWS クラシックアーキテクチャークラスターデプロイメントのトラブルシューティング


このドキュメントでは、クラスターデプロイメントエラーのトラブルシューティング方法を説明します。

8.13.1. 障害が発生したクラスターに関する情報の取得

クラスターのデプロイメントに失敗すると、クラスターは「エラー」状態になります。

手順

  • 以下のコマンドを実行してさらに多くの情報を取得します。

    $ rosa describe cluster -c <my_cluster_name> --debug
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8.13.2. osdCcsAdmin エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

出力例

Failed to create cluster: Unable to create cluster spec: Failed to get access keys for user 'osdCcsAdmin': NoSuchEntity: The user with name osdCcsAdmin cannot be found.
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手順

この問題を修正するには、以下を実行します。

  1. スタックを削除します。

    $ rosa init --delete
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  2. アカウントを再初期化します。

    $ rosa init
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クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

インストールログの出力例

Failed to create cluster: Error creating NAT Gateway: NatGatewayLimitExceeded: Performing this operation would exceed the limit of 5 NAT gateways.
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OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3019
Provisioning Error Message: NAT gateway limit exceeded. Clean unused NAT gateways or increase quota and try again.
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このエラーは、そのアベイラビリティーゾーンの NAT ゲートウェイ数のクォータに達したことを示しています。

手順

  1. この問題を解決するには、次のいずれかの方法を試してください。

    • Service Quotas コンソール (AWS) を使用して、NAT gateways per Availability Zone quota ページで引き上げをリクエストします。
    • NAT ゲートウェイのステータスを確認します。PendingAvailable、または Deleting のステータスは、クォータにカウントされます。最近 NAT ゲートウェイを削除した場合は、ステータスが Deleting から Deleted に変わるまで数分間お待ちください。その後、新しい NAT ゲートウェイの作成を試みてください。
    • 特定のアベイラビリティーゾーンで NAT ゲートウェイが必要ない場合は、クォータに達していないアベイラビリティーゾーンに NAT ゲートウェイを作成することをお試しください。

8.13.4. AWSAPIRateLimitExceeded エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

インストールログの出力例

level=error\nlevel=error msg=Error: error waiting for Route53 Hosted Zone .* creation: timeout while waiting for state to become 'INSYNC' (last state: 'PENDING', timeout: 15m0s)
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OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3008
Provisioning Error Message: AWS API rate limit exceeded. Please try again.
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このエラーは、Route 53 ホストゾーンの待機中に AWS API レート制限を超えたことを示しています。

手順

  • インストールを再試行します。

8.13.5. S3BucketsLimitExceeded エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

インストールログの出力例

level=error msg="Error: Error creating S3 bucket: TooManyBuckets: You have attempted to create more buckets than allowed"
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OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3014
Provisioning Error Message: S3 buckets limit exceeded. Clean unused S3 buckets or increase quota and try again.
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このタイプのエラーは、S3 バケットの数のクォータに達したことを示しています。

手順

AWS にクォータの引き上げをリクエストするか、使用されていない S3 バケットを削除します。

  • AWS にクォータの引き上げをリクエストします。

    1. AWS Management Console にログインします。
    2. ユーザー名をクリックし、Service Quotas を選択します。
    3. Manage quotas で、AWS サービスを選択して利用可能なクォータを確認します。
    4. クォータが調整可能な場合は、ボタンまたは名前を選択し、Request quota increase を選択できます。
  • 使用されていない S3 バケットを削除します。削除できるのは、オブジェクトが含まれていないバケットのみです。バケットが空であることを確認してください。

    1. AWS Management Console にログインします。
    2. Amazon S3 コンソールを開きます。
    3. Buckets リストで、削除するバケットの名前の横にあるオプションを選択し、ページの上部にある Delete を選択します。
    4. Delete bucket ページで、テキストフィールドにバケット名を入力してバケットを削除することを確認し、Delete bucket を選択します。

      注記

      バケットを空にした場合、このアクションは元に戻せません。

8.13.6. AWSVPCLimitExceeded エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3013
Provisioning Error Message: VPC limit exceeded. Clean unused VPCs or increase quota and try again.
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このエラーは、VPC の数のクォータに達したことを示しています。

手順

AWS にクォータの引き上げをリクエストするか、使用されていない VPC を削除します。

  • AWS にクォータの引き上げをリクエストします。

    1. AWS Management Console にログインします。
    2. ユーザー名をクリックし、Service Quotas を選択します。
    3. Manage quotas で、サービスを選択して利用可能なクォータを確認します。
    4. クォータが調整可能な場合は、ボタンまたは名前を選択し、Request increase を選択できます。
    5. Increase quota value に新しい値を入力します。新しい値は現在の値より大きいものである必要があります。
    6. Request を選択します。
  • 使用されていない VPC を削除します。VPC を削除する前に、リクエスターによって管理されるネットワークインターフェイスを VPC 内に作成したリソースを終了または削除する必要があります。たとえば、VPC を削除する前に、EC2 インスタンスを終了し、ロードバランサー、NAT ゲートウェイ、トランジットゲートウェイ、およびインターフェイス VPC エンドポイントを削除する必要があります。

    1. AWS EC2 コンソール にサインインします。
    2. VPC 内のすべてのインスタンスを終了します。詳細は、Terminate Amazon EC2 instances 参照してください。
    3. Amazon VPC コンソール を開きます。
    4. ナビゲーションペインで、Your VPCs を選択します。
    5. 削除する VPC を選択し、Actions、Delete VPC を選択します。
    6. サイト間 VPN 接続がある場合は、それを削除するオプションを選択します。ない場合は選択しないでください。Delete VPC を選択します。

8.13.7. AWSInsufficientCapacity エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

出力例

Provisioning Error Code:    OCM3052
Provisioning Error Message: AWSInsufficientCapacity.
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このエラーは、リクエストした特定のアベイラビリティーゾーンの容量が AWS で不足していることを示しています。

手順

  • 再インストールするか、別の AWS リージョンまたは別のアベイラビリティーゾーンを選択します。

8.13.8. TooManyRoute53Zones エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

インストールログの出力例

error msg=Error: error creating Route53 Hosted Zone: TooManyHostedZones: Limits Exceeded: MAX_HOSTED_ZONES_BY_OWNER - Cannot create more hosted zones.\\nlevel=error msg=\\tstatus code: 400
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OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3006
Provisioning Error Message: Zone limit exceeded
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このエラーは、インストールプログラムが Route 53 ホストゾーンを作成できなかったため、クラスターのインストールがブロックされたことを示しています。ホストゾーンはレコードのコンテナーです。レコードには、example.com などの特定のドメインとそのサブドメイン (acme.example.com、zenith.example.com) のトラフィックをルーティングする方法に関する情報が含まれています。

このエラーは、ホストゾーンのクォータが限界に達していることを示しています。デフォルトでは、各 Amazon Route 53 アカウントは、ホストゾーンあたり最大 500 個のホストゾーンおよび 10,000 個のリソースレコードセットに制限されています。

手順

AWS にクォータの引き上げをリクエストするか、使用されていない VPC を削除します。

  • AWS にクォータの引き上げをリクエストします。

    1. AWS Management Console にログインします。
    2. ユーザー名をクリックし、Service Quotas を選択します。
    3. Manage quotas で、サービスを選択して利用可能なクォータを確認します。
    4. クォータが調整可能な場合は、ボタンまたは名前を選択し、Request increase を選択できます。
    5. Increase quota value に新しい値を入力します。新しい値は現在の値より大きいものである必要があります。
    6. Request を選択します。
  • 使用されていない VPC を削除します。VPC を削除する前に、リクエスターによって管理されるネットワークインターフェイスを VPC 内に作成したリソースを終了または削除する必要があります。たとえば、EC2 インスタンスを終了し、ロードバランサー、NAT ゲートウェイ、トランジットゲートウェイ、およびインターフェイス VPC エンドポイントを削除する必要があります。

    1. AWS EC2 コンソール にサインインします。
    2. VPC 内のすべてのインスタンスを終了します。詳細は、Terminate Amazon EC2 instances 参照してください。
    3. Amazon VPC コンソール を開きます。
    4. ナビゲーションペインで、Your VPCs を選択します。
    5. 削除する VPC を選択し、Actions、Delete VPC を選択します。
    6. サイト間 VPN 接続がある場合は、それを削除するオプションを選択します。ない場合は選択しないでください。Delete VPC を選択します。

8.13.9. AWSSubnetDoesNotExist エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗した場合、次のエラーメッセージが表示されることがあります。

インストールログの出力例

The subnet ID 'subnet-<somesubnetID>' does not exist.
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OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3032
Provisioning Error Message: You have specified an invalid subnet. Verify your subnet configuration is correct and try again.
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このエラーは、無効なサブネットの選択エラーによってクラスターのインストールがブロックされていることを示しています。

手順

  • インストール時に platform.aws.subnets パラメーターで指定されたサブネットを確認します。サブネットは、指定する同じマシンネットワーク CIDR 範囲に含まれている必要があります。

    • 標準クラスターの場合は、各アベイラビリティーゾーンのパブリックおよびプライベートサブネットを指定します。
    • プライベートクラスターには、各アベイラビリティーゾーンのプライベートサブネットを指定します。

AWS VPC とサブネットの要件およびオプションのパラメーターの詳細は、ROSA の AWS の前提条件 ガイドの VPC セクションを参照してください。

8.13.10. invalidKMSKey エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

インストールログの出力例

Client.InvalidKMSKey.InvalidState: The KMS key provided is in an incorrect state
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OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3055
Provisioning Error Message: Invalid key.
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このエラーは、KMS キーが無効であるか、キーが無効な状態であることを示しています。

手順

  1. まず、EC2 設定で EBS 暗号化が有効になっているかどうかを確認します。AWS Check EBS Encryption の手順に従ってステータスを確認できます。
  2. AWS で指定されたキーがその設定内で有効かどうか、また存在しない invalidKMSKey ではないかどうかを確認します。これは、古いキーが指定されて削除されたが、EBS が別のキーにフォールバックしなかった場合に発生することがあります。
  3. 上記の 2 つのステップで問題を解決できなかった場合は、EBS 暗号化を完全に無効にします。暗号化が必要で無効にできない場合は、Creating a ROSA cluster in STS mode with custom KMS key の手順に従って、ROSA のインストール時にカスタマーマネージドキーを指定できます。

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

出力例

Provisioning Error Code:    OCM3049
Provisioning Error Message: DNS zone conflicts encountered.
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この問題は、以前のクラスターの Route 53 ホストゾーンがアンインストール中に削除されなかったために発生します。その結果、既存の Route 53 エントリーがクラスターの DNS と競合します。

重複した Route 53 ホストゾーンがアカウントにすでに存在するため、クラスターのインストールがブロックされます。

手順

  1. Route 53 の設定を確認します。ホストゾーンが不要になった場合は削除します。
  2. クラスターのインストールを再試行します。

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

インストールログの出力例

platform.aws.subnets[1]: Invalid value: "subnet-0babad72exxxxxxxx": subnet's CIDR range start 10.69.1x.3x is outside of the specified machine networks
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OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3020
Provisioning Error Message: Subnet CIDR ranges are outside of specified machine CIDR.
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このエラーは、サブネットの CIDR 範囲の最初のアドレスが、指定されたマシンネットワークの範囲外であることを示しています。

手順

  1. サブネット設定を確認します。
  2. すべてのサブネット CIDR 範囲が含まれるようにマシンの CIDR 範囲を編集します。通常、マシンの CIDR は VPC の CIDR と一致しているはずです。

CIDR 範囲の詳細は、関連情報 セクションの CIDR 範囲の定義 を参照してください。

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

OpenShift Cluster Manager の出力例

Provisioning Error Code:    OCM3033
Provisioning Error Message: Current credentials insufficient for performing cluster installation.
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このエラーは、クラスターのプロビジョニングに使用される AWS アカウントの特権が不足しているか不十分なため、クラスターのインストールがブロックされていることを示しています。

手順

クラスターをインストールするための認証情報モードの選択に応じて、関連情報STS を使用して ROSA (クラシックアーキテクチャー) をデプロイするための詳細な要件 または AWS STS を使用しない ROSA のデプロイ を確認して、前提条件が満たされていることを確認します。

ヒント

AWS Security Token Service (STS) は、強化されたセキュリティーを提供するため、Red Hat OpenShift Service on AWS クラシックアーキテクチャーにクラスターをインストールして操作するための推奨される認証情報モードです。

  1. 必要に応じて、-f フラグを使用して権限とポリシーを再作成できます。

    $ rosa create ocm-role -f
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    $ rosa create user-role -f
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    $ rosa create account-roles -f
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    $ rosa create operator-roles -c ${CLUSTER} -f
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  2. すべての前提条件が満たされていることを確認し、クラスターの再インストールを試みます。

8.13.14. DeletingIAMRole エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

出力例

OCM3031: Error deleting IAM Role (role-name): DeleteConflict: Cannot delete entity, must detach all policies first.\nlevel=error msg=\tstatus code: 409
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クラスターインストーラーがインストール中に使用したロールを削除できなかったため、クラスターのインストールがブロックされました。

手順

クラスターのインストールのブロックを解除するには、新しいロールにデフォルトでポリシーが追加されていないことを確認します。

  • 特定のロールに関連付けられているすべての管理ポリシーをリスト表示するには、次のコマンドを実行します。

    $ aws iam list-attached-role-policies --role-name <role-name>
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    出力例

    {
      "AttachedPolicies": [
        {
          "PolicyName": "SecurityAudit",
          "PolicyArn": "arn:aws:iam::aws:policy/SecurityAudit"
        }
      ],
      "IsTruncated": false
    }
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    指定したロールにポリシーが割り当てられていない場合 (または指定したパス接頭辞に一致するポリシーがない場合)、このコマンドでは空のリストが返されます。

list-attached-role-policies コマンドの詳細は、AWS 公式ドキュメントの list-attached-role-policies を参照してください。

8.13.15. AWSEC2QuotaExceeded エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

出力例

Provisioning Error Code:    OCM3042
Provisioning Error Message: AWS E2C quota limit exceeded. Clean unused load balancers or increase quota and try again.
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このエラーは、エラーログに記載されているリージョンの EC2 クォータ制限に達したことを示しています。

手順

AWS にクォータの引き上げをリクエストするか、使用されていない EC2 インスタンスを削除します。

  • AWS にクォータの引き上げをリクエストします。

    1. AWS Management Console にログインします。
    2. ユーザー名をクリックし、Service Quotas を選択します。
    3. Manage quotas で、AWS サービスを選択して利用可能なクォータを確認します。
    4. クォータが調整可能な場合は、ボタンまたは名前を選択し、Request quota increase を選択できます。
  • コンソールを使用して、使用されていない EC2 インスタンスを削除します。

    1. EC2 インスタンスを削除する前に、未使用の EC2 インスタンスを削除した後も Amazon EBS ボリュームがまだ存在するかどうかを確認して、データを検証します。
    2. 必要なデータがインスタンスストアのボリュームから Amazon EBS や Amazon S3 などの永続ストレージにコピーされていることを確認します。
    3. ロードバランサーを指している CNAME レコードがドメインにある場合は、レコードの向き先を新しい場所に変更し、DNS の変更が反映されるまで待ってから、ロードバランサーを削除します。
    4. Amazon EC2 コンソール を開きます。
    5. ナビゲーションペインで、Instances を選択します。
    6. インスタンスを選択し、Terminate instance を選択します。

8.13.16. PendingVerification エラーが発生した場合のクラスター作成のトラブルシューティング

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

出力例

Provisioning Error Code:    OCM3021
Provisioning Error Message: Account pending verification for region. Verify the account and try again.
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クラスターの作成時に、Red Hat OpenShift Service on AWS クラシックアーキテクチャーサービスはサポートされているすべてのリージョンに小規模なインスタンスを作成します。このチェックにより、使用中の AWS アカウントがサポート対象の各リージョンにデプロイできることを確認します。

AWS アカウントがサポートされているリージョンを 1 つも使用していない場合は、AWS が "Your Request For Accessing AWS Resources Has Been Validated" という確認メールを 1 件以上送信する場合があります。通常、このメールの送信者は aws-verification@amazon.com です。これは予想される動作であり、Red Hat OpenShift Service on AWS クラシックアーキテクチャーサービスが AWS アカウント設定を検証しているために生じます。

通常、この検証は 15 分以内に完了しますが、AWS による検証に最大 4 時間かかる場合もあります。プロビジョニングを成功させるために、Red Hat では、この問題が発生した場合にインストールを再試行するようにインストーラーを設定しています。しかし、検証がタイムアウトし続ける場合や検証自体が失敗する場合は、インストールが失敗する可能性があります。

手順

  • クラスターを再インストールするか、別の AWS リージョンまたは別のアベイラビリティーゾーンを選択します。

クラスター作成アクションが失敗すると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。

出力例

Provisioning Error Code:    OCM3036
Provisioning Error Message: AWS Load Balancer quota limit exceeded. Clean unused load balancers or increase quota and try again.
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このエラーは、ロードバランサーの数のクォータに達したことを示しています。

手順

AWS にクォータの引き上げをリクエストするか、使用されていないロードバランサーを削除します。

  • AWS にクォータの引き上げをリクエストします。

    1. AWS Management Console にログインします。
    2. ユーザー名をクリックし、Service Quotas を選択します。
    3. Manage quotas で、サービスを選択して利用可能なクォータを確認します。
    4. クォータが調整可能な場合は、ボタンまたは名前を選択し、Request quota increase を選択できます。
    5. クォータが調整可能な場合は、ボタンまたは名前を選択し、Request quota increase を選択できます。
    6. Change quota value に新しい値を入力します。新しい値は現在の値より大きいものである必要があります。
    7. Request を選択します。
  • コンソールを使用してロードバランサーを削除します。

    1. ロードバランサーを指している CNAME レコードがドメインにある場合は、レコードの向き先を新しい場所に変更し、DNS の変更が反映されるまで待ってから、ロードバランサーを削除します。
    2. Amazon EC2 コンソール を開きます。
    3. ナビゲーションペインの LOAD BALANCING で、Load Balancers を選択します。
    4. ロードバランサーを選択し、Actions、Delete を選択します。
    5. 確認を求められたら、Yes, Delete を選択します。

8.13.18. Elastic Load Balancing (ELB) サービスにリンクされたロールの作成

AWS アカウントでロードバランサーを作成していない場合は、Elastic Load Balancing (ELB) のサービスにリンクされたロールがまだ存在していない可能性があります。以下のエラーが表示される場合があります。

Error: Error creating network Load Balancer: AccessDenied: User: arn:aws:sts::xxxxxxxxxxxx:assumed-role/ManagedOpenShift-Installer-Role/xxxxxxxxxxxxxxxxxxx is not authorized to perform: iam:CreateServiceLinkedRole on resource: arn:aws:iam::xxxxxxxxxxxx:role/aws-service-role/elasticloadbalancing.amazonaws.com/AWSServiceRoleForElasticLoadBalancing"
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手順

  • この問題を解決するには、ロールが AWS アカウントに存在することを確認します。設定されていない場合は、以下のコマンドでこのロールを作成します。

    aws iam get-role --role-name "AWSServiceRoleForElasticLoadBalancing" || aws iam create-service-linked-role --aws-service-name "elasticloadbalancing.amazonaws.com"
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    注記

    このコマンドは、アカウントごとに 1 回のみ実行する必要があります。

8.13.19. 削除できないクラスターの修復

特定のケースで、クラスターを削除しようとすると、OpenShift Cluster Manager に次のエラーが表示されます。

Error deleting cluster
CLUSTERS-MGMT-400: Failed to delete cluster <hash>: sts_user_role is not linked to your account. sts_ocm_role is linked to your organization <org number> which requires sts_user_role to be linked to your Red Hat account <account ID>.Please create a user role and link it to the account: User Account <account ID> is not authorized to perform STS cluster operations

Operation ID: b0572d6e-fe54-499b-8c97-46bf6890011c
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CLI からクラスターを削除しようとすると、次のエラーが表示されます。

E: Failed to delete cluster <hash>: sts_user_role is not linked to your account. sts_ocm_role is linked to your organization <org_number> which requires sts_user_role to be linked to your Red Hat account <account_id>.Please create a user role and link it to the account: User Account <account ID> is not authorized to perform STS cluster operations
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このエラーは、user-role がリンク解除または削除されたときに発生します。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、user-role IAM リソースを作成します。

    $ rosa create user-role
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  2. ロールが作成されたことを確認したら、クラスターを削除できます。以下で、ロールが作成され、リンクされたことを確認します。

    I: Successfully linked role ARN <user role ARN> with account <account ID>
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