3.4. アンダークラウドのアップグレード


3.4.1. director のアップグレード

Red Hat OpenStack Platform director をアップグレードするには、以下の手順に従います。

  1. director に stack ユーザーとしてログインします。
  2. OpenStack Platform リポジトリーを更新します。

    $ sudo subscription-manager repos --disable=rhel-7-server-openstack-9-rpms --disable=rhel-7-server-openstack-9-director-rpms
    $ sudo subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-openstack-10-rpms
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    これにより、yum が最新のリポジトリーを使用するように設定します。

  3. 主要な OpenStack Platform サービスを停止します。

    $ sudo systemctl stop 'openstack-*' 'neutron-*' httpd
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    注記

    これにより、アンダークラウドで短時間のダウンタイムが生じます。アンダークラウドのアップグレード中もオーバークラウドは引き続き機能します。

  4. yum を使用して director をアップグレードします。

    $ sudo yum update python-tripleoclient
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  5. 以下のコマンドを使用してアンダークラウドをアップグレードします。

    $ openstack undercloud upgrade
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    このコマンドにより、director のパッケージがアップグレードされ、director の設定が更新され、バージョンの変更以降に未設定の設定が行われます。このコマンドにより、保存したデータ(オーバークラウドのスタックデータや環境内の既存ノードのデータなど)は削除されません。

作成された各サービスの設定ファイルを確認します。アップグレードしたパッケージは、各サービスの Red Hat OpenStack Platform 10 バージョンに適した .rpmnew ファイルがインストールされている可能性があります。

アンダークラウドノード上の /var/log/yum.log ファイルをチェックして、kernel または openvswitch パッケージのメジャーまたはマイナーバージョンが更新されているかどうかを確認します。その場合には、アンダークラウドのリブートを実施します。

  1. ノードをリブートします。

    $ sudo reboot
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  2. ノードがブートするまで待ちます。
  3. ノードがブートしたら、全サービスのステータスを確認します。

    $ sudo systemctl list-units "openstack*" "neutron*" "openvswitch*"
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    注記

    リブート後に openstack-nova-compute がアクティブになるまでに約 10 分かかる場合があります。

  4. オーバークラウドとそのノードが存在することを確認します。

    $ source ~/stackrc
    $ openstack server list
    $ openstack baremetal node list
    $ openstack stack list
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重要

カスタマイズされたコア Heat テンプレートを使用する場合には、更新されたコア Heat テンプレートと現在のセットの違いを必ず確認してください。Red Hat は、今後のリリースで Heat テンプレートコレクションへの更新を提供します。変更したテンプレートコレクションを使用すると、カスタムコピーと /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates 内の元のコピー間で分岐が生じる可能性があります。以下のコマンドを実行して、カスタム Heat テンプレートコレクションと更新された元のバージョンの違いを確認します。

# diff -Nar /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/ ~/templates/my-overcloud/
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これらの更新をカスタムの Heat テンプレートコレクションに適用するか、または /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/ にテンプレートの新規コピーを作成して、カスタマイズを適用します。

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