第2章 director ベースの環境: マイナーバージョンへの更新の実行


本項では、同じバージョン内で Red Hat OpenStack Platform 環境のパッケージを更新する方法について説明します。今回の例では、Red Hat OpenStack Platform 10 内で更新されます。これには、アンダークラウドとオーバークラウドの両方の要素の更新が含まれます。

前提条件

  • OSP10 でマイナーアップデートを実行する前に、storage-environment.yaml ファイルを編集し、NodeDataLookup の UUID を小文字に設定する必要があります。詳細は、Red Hat ナレッジベースソリューションの「 minor update on OSP10 fails on ceph 」を参照してください。
警告

コンピュートインスタンスの高可用性(または コンピュートインスタンスの高可用性)では、アップグレードまたはスケールアップ操作を行うことができません。これを試みると失敗します。

インスタンス HA を有効にしている場合には、アップグレードまたはスケールアップを実行する前にインスタンスを無効にします。これを実行するには、「 ロールバック」の説明に従ってロールバック を実行 ます。

両方の状況においては、以下のワークフローが必要です。

  1. Red Hat OpenStack Platform director パッケージを更新します。
  2. Red Hat OpenStack Platform director 上のオーバークラウドイメージの更新
  3. Red Hat OpenStack Platform director を使用したオーバークラウドパッケージの更新

2.1. 更新前の注意事項

2.1.1. 一般的な推奨事項

更新を実行する前に、Red Hat は以下を推奨します。

  • 更新手順のステップを開始する前に、アンダークラウドノードのバックアップを実行します。バックアップ手順につい ては、『director のアンダークラウドのバックアップおよびリストア』を 参照してください。
  • Red Hat OpenStack Platform 10 ELS は Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7.7 でのみサポートされます。そのため、更新を実行する前に RHEL バージョンを RHEL 7.7 に設定することが重要です。
  • OSP10 でマイナーアップデートを実行する前に、storage-environment.yaml ファイルを編集し、NodeDataLookup の UUID を小文字に設定する必要があります。詳細は、Red Hat ナレッジベースソリューションの「 minor update on OSP10 fails on ceph 」を参照してください。
  • 実稼働環境で手順を実行する前に、すべての変更を含むテスト環境で更新の手順を実行します。
  • 必要に応じて、Red Hat に連絡し、更新の実行に関するガイダンスやサポートを依頼してください。

2.1.2. NFV 事前設定

ネットワーク機能仮想化(NFV)が有効なオーバークラウドには、Open vSwitch(OVS)パッケージへの更新に対応するために追加の準備が必要です。OVS-DPDK を設定する際にこの移行をサポートするには、以下のガイドラインに従ってください。

注記

OVS-DPDK デプロイメントでは、Red Hat OpenStack Platform 10 と OVS 2.9 の組み合わせは、OVS クライアントモードで稼働します。

  1. カスタムの環境ファイル (例: network-environment.yaml) で、vhost ユーザーソケットディレクトリーを変更します。

    parameter_defaults:
      NeutronVhostuserSocketDir: "/var/lib/vhost_sockets"
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  2. openstack overcloud deploy コマンドに ovs-dpdk-permissions.yaml ファイルを追加して、qemu グループの設定値を OVS-DPDK 向けに hugetlbfs に設定します。

     -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/ovs-dpdk-permissions.yaml
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