第29章 firewall


本章では、firewall コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

29.1. firewall group create

新しいファイアウォールグループの作成

使用方法

openstack firewall group create [-h] [-f {json,shell,table,value,yaml}]
                                       [-c COLUMN] [--max-width <integer>]
                                       [--fit-width] [--print-empty]
                                       [--noindent] [--prefix PREFIX]
                                       [--name NAME]
                                       [--description <description>]
                                       [--ingress-firewall-policy <ingress-firewall-policy> | --no-ingress-firewall-policy]
                                       [--egress-firewall-policy <egress-firewall-policy> | --no-egress-firewall-policy]
                                       [--public | --private | --share | --no-share]
                                       [--enable | --disable]
                                       [--project <project>]
                                       [--project-domain <project-domain>]
                                       [--port <port> | --no-port]

表29.1 表の書式設定
概要

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

表29.2 出力形式の設定
概要

出力フォーマッターオプション -f {json,shell,table,value,yaml}, --format {json,shell,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

表29.3 JSON 書式設定
概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表29.4 その他の引数 (オプション):
概要

--share

すべてのプロジェクトで使用するファイアウォールグループを共有します(デフォルトでは、現在のプロジェクトによって使用されるよう制限されます)。

--no-port

ファイアウォールグループからすべてのポートを切断します。

--disable

ファイアウォールグループの無効化

--public

ファイアウォールグループをパブリックにして、すべてのプロジェクトで使用できるようにします(デフォルトとは、現在のプロジェクトに対する使用を制限するためです)。このオプションは非推奨であり、R リリースで削除されます。

--no-egress-firewall-policy

ファイアウォールグループからの egress ファイアウォールポリシーの割り当て解除

--enable

ファイアウォールグループの有効化

--project-domain <project-domain>

プロジェクトが所属するドメイン (名前または ID)。プロジェクト名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。

--egress-firewall-policy <egress-firewall-policy>

Egress ファイアウォールポリシー(名前または ID)

--project <project>

所有者のプロジェクト (名前または ID)

--no-share

ファイアウォールグループの使用を現在のプロジェクトに制限する

--no-ingress-firewall-policy

ファイアウォールグループからの Ingress ファイアウォールポリシーの切断

--private

ファイアウォールグループの使用を現在のプロジェクトに制限します。このオプションは非推奨であり、R リリースで削除されます。

--port <port>

ファイアウォールグループを適用するポート(名前または ID)。このオプションを繰り返すことができます。

--name NAME

ファイアウォールグループの名前

-h, --help

ヘルプメッセージを表示して終了します。

--description <description>

ファイアウォールグループの説明

--ingress-firewall-policy <ingress-firewall-policy>

Ingress ファイアウォールポリシー(名前または ID)

表29.5 Shell フォーマッター
概要

UNIX シェルが解析できる形式(variable="value")--prefix PREFIX

すべての変数名に接頭辞を追加します。

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