第5章 設定したバックエンドのテスト


バックエンドをオーバークラウドにデプロイしたら、それらにボリュームを正常に作成できるかどうかをテストします。最初に必要な環境変数をロードする必要があります。変数は、デフォルトで /home/stack/overcloudrc に定義されています。

  1. 変数をロードするには、stack ユーザーとして次のコマンドを実行します。
$ source /home/stack/overcloudrc
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注記

詳細は、director のインストールと使用方法オーバークラウドへのアクセスを参照してください。

  1. バックエンドごとに ボリュームタイプ を作成します。stack ユーザーとしてオーバークラウドのコントローラーノードにログインし、以下のコマンドを実行します。
$ cinder type-create backend1
$ cinder type-create backend2
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これらのコマンドは、envfilecinder::config::cinder_config クラスで定義されたバックエンドごとに 1 つずつ、ボリュームタイプ backend1 および backend2 を作成します。

  1. envfilecinder_user_enabled_backends クラスで有効化されたバックエンドの volume_backend_name に各ボリュームタイプをマッピングします。次のコマンドは、ボリュームタイプ backend1netapp1 に、backend2netapp2 にマッピングします。
$ cinder type-key backend1 set volume_backend_name=netapp1
$ cinder type-key backend2 set volume_backend_name=netapp2
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  1. これで、各バックエンドをテストできます。backend1 ボリュームタイプを呼び出して、netapp1 バックエンドに netapp_volume_1 という名前の 1 GB ボリュームを作成します。
$ cinder create --volume-type backend1 --display_name netappvolume_1 1
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  1. backend2 のボリューム種別を呼び出して、netapp2 バックエンド上に同様のボリュームを作成します。
$ cinder create --volume-type backend2 --display_name netappvolume_2 1
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