10.6. 手動での config-download の実行
/var/lib/mistral/ 内の各作業ディレクトリーには、ansible-playbook と直接対話するために必要な Playbook とスクリプトが含まれています。以下の手順では、これらのファイルとの対話方法について説明します。
手順
選択した Ansible Playbook のディレクトリーに移動します。
$ cd /var/lib/mistral/<execution uuid>/<execution uuid>は、ansible-playbookを実行した Mistral の実行の UUID です。Mistral の作業ディレクトリーに移動したら、
ansible-playbook-command.shを実行して、デプロイメントを再現します。$ ./ansible-playbook-command.shこのスクリプトには、追加の Ansible 引数を渡すことができます。それらの引数は、
ansible-playbookコマンドに未変更で渡されます。これにより、チェックモード (--check)、ホストの限定 (--limit)、変数のオーバーライド (-e) など、Ansible の機能を更に活用することが可能となります。以下に例を示します。$ ./ansible-playbook-command.sh --limit Controller作業ディレクトリーには、オーバークラウドの設定を実行する
deploy_steps_playbook.yamlという名前の Playbook が含まれています。この Playbook を表示するには、以下のコマンドを実行します。$ less deploy_steps_playbook.yamlPlaybook は、作業ディレクトリーに含まれているさまざまなタスクファイルを使用します。タスクファイルには、OpenStack Platform の全ロールに共通するものと、特定の OpenStack Platform ロールおよびサーバー固有のものがあります。
作業ディレクトリーには、オーバークラウドの
roles_dataファイルで定義されている各ロールに対応するサブディレクトリーも含まれます。以下に例を示します。$ ls Controller/各 OpenStack Platform ロールにディレクトリーには、そのロール種別の個々のサーバー用のサブディレクトリーも含まれます。これらのディレクトリーには、コンポーザブルロールのホスト名の形式を使用します。以下に例を示します。
$ ls Controller/overcloud-controller-0Ansible のタスクはタグ付けされます。タグの全一覧を確認するには、
ansible-playbookで CLI の引数--list-tagsを使用します。$ ansible-playbook -i tripleo-ansible-inventory.yaml --list-tags deploy_steps_playbook.yaml次に、
ansible-playbook-command.shスクリプトで--tags、--skip-tags、--start-at-taskのいずれかを使用して、タグ付けした設定を適用します。以下に例を示します。$ ./ansible-playbook-command.sh --tags overcloud
--tags、--skip-tags、--start-at-task などの ansible-playbook CLI 引数を使用する場合には、デプロイメントの設定は、間違った順序で実行したり適用したりしないでください。これらの CLI 引数は、以前に失敗したタスクを再度実行する場合や、初回のデプロイメントを繰り返す場合に便利な方法です。ただし、デプロイメントの一貫性を保証するには、deploy_steps_playbook.yaml の全タスクを順番どおりに実行する必要があります。