8.2. ノードのオペレーティングシステムの登録
それぞれのノードには、Red Hat サブスクリプションへのアクセスが必要です。
スタンドアロンの Ceph ノードは例外で、Red Hat OpenStack Platform サブスクリプションは必要ありません。スタンドアロンの Ceph ノードの場合には、director に最新の ansible パッケージをインストールする必要があります。Red Hat OpenStack Platform に対応したデプロイメントツールを取得するには、アクティブな Red Hat OpenStack Platform サブスクリプションがないすべての Ceph ノードで rhel-7-server-openstack-13-deployment-tools-rpms
リポジトリーを有効にすることが必須要件です。
以下の手順は、各ノードを Red Hat コンテンツ配信ネットワークに登録する方法を説明しています。各ノードで以下の手順を実行してください。
登録コマンドを実行して、プロンプトが表示されたらカスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。
[root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager register
Red Hat OpenStack Platform 13 のエンタイトルメントプールを検索します。
[root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager list --available --all --matches="Red Hat OpenStack"
上記のステップで特定したプール ID を使用して、Red Hat OpenStack Platform 13 のエンタイトルメントをアタッチします。
[root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager attach --pool=pool_id
デフォルトのリポジトリーをすべて無効にします。
[root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager repos --disable=*
必要な Red Hat Enterprise Linux リポジトリーを有効にします。
x86_64 システムの場合には、以下のコマンドを実行します。
[root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms --enable=rhel-7-server-extras-rpms --enable=rhel-7-server-rh-common-rpms --enable=rhel-ha-for-rhel-7-server-rpms --enable=rhel-7-server-openstack-13-rpms --enable=rhel-7-server-rhceph-3-osd-rpms --enable=rhel-7-server-rhceph-3-mon-rpms --enable=rhel-7-server-rhceph-3-tools-rpms
POWER システムの場合には、以下のコマンドを実行します。
[root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager repos --enable=rhel-7-for-power-le-rpms --enable=rhel-7-server-openstack-13-for-power-le-rpms
重要「リポジトリーの要件」でリストしたリポジトリーのみを有効にします。追加のリポジトリーを使用すると、パッケージとソフトウェアの競合が発生する場合があります。他のリポジトリーは有効にしないでください。
システムを更新して、ベースシステムのパッケージを最新の状態にします。
[root@controller-0 ~]# sudo yum update -y [root@controller-0 ~]# sudo reboot
このノードをオーバークラウドに使用する準備ができました。