3.2. アンダークラウドを OpenStack Platform 12 にアップグレードする手順


この手順では、アンダークラウドのツールセットとコア Heat テンプレートコレクションを OpenStack Platform 12 リリースにアップグレードします。

手順

  1. stack ユーザーとして director にログインします。
  2. 現在設定されている OpenStack Platform リポジトリーを無効にします。

    $ sudo subscription-manager repos --disable=rhel-7-server-openstack-11-rpms
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  3. 新しい OpenStack Platform リポジトリーを有効にします。

    $ sudo subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-openstack-12-rpms
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  4. オーバークラウドのベースイメージの更新を無効にします。

    $ sudo yum-config-manager --setopt=exclude=rhosp-director-images* --save
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  5. yum コマンドを実行して、director の主要なパッケージをアップグレードします。

    $ sudo yum update -y python-tripleoclient
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  6. /home/stack/undercloud.conf ファイルを編集して、enabled_drivers パラメーターに pxe_ssh ドライバーが含まれていないことを確認します。Virtual Baseboard Management Controller (VBMC) が推奨されるようになったため、このドライバーは非推奨となり、Red Hat OpenStack Platform から削除されました。この新しいドライバーと移行手順の詳細は、director のインストールと使用方法の付録 Virtual Baseboard Management Controller (VBMC) を参照してください。
  7. 以下のコマンドを実行してアンダークラウドをアップグレードします。

    $ openstack undercloud upgrade
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  8. アンダークラウドのアップグレードプロセスが完了するまで待ちます。

アンダークラウドが OpenStack Platform 12 リリースにアップグレードされました。

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