2.11. OpenStack Platform 10 アンダークラウドの検証
Red Hat OpenStack Platform 10 のアンダークラウドをアップグレードする前に機能を確認するステップを以下に示します。
手順
アンダークラウドのアクセス情報を読み込みます。
$ source ~/stackrc
エラーが発生している Systemd サービスがあるかどうかを確認します。
$ sudo systemctl list-units --state=failed 'openstack*' 'neutron*' 'httpd' 'docker'
アンダークラウドの空き領域を確認します。
$ df -h
アンダークラウドの要件 を元に、十分な空き容量があるかどうかを判断します。
アンダークラウド上に NTP をインストールしている場合には、クロックが同期されていることを確認します。
$ sudo ntpstat
アンダークラウドのネットワークサービスを確認します。
$ openstack network agent list
全エージェントが
Alive
で、それらの状態がUP
である必要があります。アンダークラウドの Compute サービスを確認します。
$ openstack compute service list
全エージェントのステータスが
enabled
で、状態がup
である必要があります。
関連情報
- OpenStack Orchestration (heat) のデータベースで削除済みとマークされている stack のエントリーを完全削除する方法は、How I can remove old data from my heat database from my Director node のソリューションに記載されています。