4.14. Identity サービス (keystone) でのフェデレーションの設定
Keystone ドメインには追加の設定が必要です。ただし、keystone Puppet モジュールが有効な場合は、この追加の設定ステップを実施することができます。
Puppet YAML ファイルで、以下を追加します。
keystone::using_domain_config: true
keystone::using_domain_config: trueCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
/etc/keystone/keystone.conf で以下の値を設定してフェデレーションを有効にします。
auth:methods-
許可される認証方法の一覧。デフォルトでは、一覧は
['external', 'password', 'token', 'oauth1']です。mappedメソッドを使用して SAML を有効にする必要があります。さらに、externalメソッドも除外する必要があります。値をpassword,token,oauth1,mappedに設定します。 federation:trusted_dashboard-
信頼済みダッシュボードホストの一覧。トークンを返すためのシングルサインオン要求を受け入れる前に、元のホストはこの一覧のメンバーである必要があります。異なる値に、この設定オプションを複数回使用することができます。これを Web ベースの SSO フローを使用するように設定する必要があります。このデプロイメントでは、値は
https://$FED_KEYSTONE_HOST/dashboard/auth/websso/です。Red Hat OpenStack Platform director は keystone と horizon の両方が同じホストに配置されているため、ホストは $FED_KEYSTONE_HOST になります。horizon を keystone とは異なるホスト上で実行する場合は、適宜調整する必要があります。 federation:sso_callback_template- Single Sign-On コールバックハンドラーとして使用される HTML ファイルへの絶対パス。このページでは、POST リクエストでトークンをフォームエンコードすることにより、ユーザーを Identity Service から信頼できるダッシュボードホストにリダイレクトします。デフォルト値は、ほとんどのデプロイメントで十分です。
federation:remote_id_attributeアイデンティティープロバイダーのエンティティー ID の取得に使用される値。
mod_auth_mellonについては、Mellon_IDPを使用します。Mellon IDP ディレクティブを使用して、この値を mellon 設定ファイルに設定します。以下の内容で fed_deployment/puppet_override_keystone.yaml ファイルを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow overcloud_deploy.shスクリプトの最後に作成した環境ファイルを追加します。... -e /home/stack/fed_deployment/puppet_override_keystone.yaml \ --log-file overcloud_deployment_14.log &> overcloud_install.log
... -e /home/stack/fed_deployment/puppet_override_keystone.yaml \ --log-file overcloud_deployment_14.log &> overcloud_install.logCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
上記の手順は、configure-federation スクリプトで実行できます ($ ./configure-federation puppet-override-keystone)。