第4章 バックアップ手順の実行


Fast Forward Upgrade を実施する前に、アンダークラウドおよびオーバークラウドのコントロールプレーンノードをバックアップし、エラーが発生した場合に以前の状態に復元できるようにします。

注記

アンダークラウドおよびオーバークラウドのバックアップを作成する前に、アンダークラウドからオーバークラウドに対する操作を実施しないようにしてください。

4.1. アンダークラウドのバックアップ作成前の前提条件タスクの実行

アンダークラウドをデプロイする場合や、既存のアンダークラウドに変更を加える場合には、アンダークラウドのバックアップを実行しないでください。

データの破損を防ぐには、アンダークラウドノードをバックアップする前に、スタックのエラーや実行中のタスクがないこと、および mariadb を除くすべての OpenStack サービスが停止していることを確認してください。

手順

  1. スタックでエラーが発生していないことを確認します。<STACKNAME> はスタック名に置き換えてください。デプロイして利用可能なすべてのスタックにコマンドを使用します。

    (undercloud) [stack@undercloud-0 ~]$ openstack stack failures list <STACKNAME>
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  2. アンダークラウドで実行中のタスクがないことを確認します。

    (undercloud) [stack@undercloud-0 ~]$ openstack stack list --nested | grep -v "_COMPLETE"
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    コマンドによって結果が返されなければ、実行中のタスクはありません。

  3. アンダークラウド上のすべての OpenStack サービスを停止します。

    # systemctl stop openstack-*
    # systemctl stop neutron-*
    # systemctl stop ironic*
    # systemctl stop haproxy
    # systemctl stop httpd
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  4. mariadb が実行していることを確認します。

    # sudo systemctl status mariadb
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