18.3. 外部の Object Storage クラスターの使用
コントローラーノードでデフォルトの Object Storage サービスのデプロイメントを無効にすることによって、外部の Object Storage (swift) クラスターを再利用することができます。これにより、Object Storage のプロキシーとストレージサービスの両方が無効になり、haproxy と keystone が特定の外部 Swift エンドポイントを使用するように設定されます。
Object Storage (swift) クラスター上のユーザーアカウントは手動で管理する必要があります。
外部の Object Storage クラスターのエンドポイントの IP アドレスに加えて、外部の Object Storage クラスターの proxy-server.conf
ファイルの authtoken
パスワードも必要です。この情報は、openstack endpoint list
コマンドを使用して確認することができます。
外部の Swift クラスターを使用して director をデプロイする場合:
以下の内容を記載した
swift-external-params.yaml
という名前の新しいファイルを作成します。-
EXTERNAL.IP:PORT
は、外部プロキシーの IP アドレスとポートに置き換えます。 SwiftPassword
の行のAUTHTOKEN
は、外部プロキシーのauthtoken
パスワードに置き換えます。parameter_defaults: ExternalPublicUrl: 'https://EXTERNAL.IP:PORT/v1/AUTH_%(tenant_id)s' ExternalInternalUrl: 'http://192.168.24.9:8080/v1/AUTH_%(tenant_id)s' ExternalAdminUrl: 'http://192.168.24.9:8080' ExternalSwiftUserTenant: 'service' SwiftPassword: AUTHTOKEN
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このファイルを
swift-external-params.yaml
として保存します。 これらの追加の環境ファイルを使用してオーバークラウドをデプロイします。
openstack overcloud deploy --templates \ -e [your environment files] -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/swift-external.yaml -e swift-external-params.yaml