第1章 NFS バックエンドに CephFS を使用した OpenStack Shared File System サービス
NFS バックエンドに Ceph File System (CephFS) を使用した OpenStack Shared File System サービス (manila) は、Red Hat OpenStack Platform に耐障害性を持つ NFS 共有サービスを提供します。補足情報については、『ストレージガイド』 の「 Shared File System サービス 」の章を参照してください。
1.1. NFS バックエンドに CephFS を使用する構成の概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CephFS は、高度にスケーラブルな Ceph のオープンソース分散ファイルシステムのコンポーネントで、統一された分散ストレージプラットフォームです。Ceph は、Reliable Autonomic Distributed Object Store (RADOS) を使用してオブジェクトストレージ、ブロックストレージ、およびファイルストレージを実装します。POSIX に対応した CephFS は、Ceph ストレージクラスターへのファイルアクセスを提供します。
Shared File Systems サービスでは、ユーザーは CephFS にファイル共有を作成し、NFS 4.1 を使用して NFS-Ganesha 経由でそのファイル共有にアクセスすることができます。NFS-Ganesha はファイル共有へのアクセスをコントロールし、NFS 4.1 プロトコルを使用してファイル共有をクライアントにエクスポートします。Shared File Systems サービスは、OpenStack 内からこれらのファイル共有のライフサイクルを管理します。NFS バックエンドに CephFS を使用するようにサービスをセットアップした場合には、これらのファイル共有は CephFS クラスターから提供されますが、通常の NFS 共有として作成およびアクセスされます。