第78章 subnet
本章では、subnet
コマンドに含まれるコマンドについて説明します。
78.1. subnet create
サブネットを作成します。
使用方法
openstack subnet create [-h] [-f {json,shell,table,value,yaml}] [-c COLUMN] [--noindent] [--prefix PREFIX] [--max-width <integer>] [--fit-width] [--print-empty] [--project <project>] [--project-domain <project-domain>] [--subnet-pool <subnet-pool> | --use-prefix-delegation USE_PREFIX_DELEGATION | --use-default-subnet-pool] [--prefix-length <prefix-length>] [--subnet-range <subnet-range>] [--dhcp | --no-dhcp] [--gateway <gateway>] [--ip-version {4,6}] [--ipv6-ra-mode {dhcpv6-stateful,dhcpv6-stateless,slaac}] [--ipv6-address-mode {dhcpv6-stateful,dhcpv6-stateless,slaac}] [--network-segment <network-segment>] --network <network> [--description <description>] [--allocation-pool start=<ip-address>,end=<ip-address>] [--dns-nameserver <dns-nameserver>] [--host-route destination=<subnet>,gateway=<ip-address>] [--service-type <service-type>] [--tag <tag> | --no-tag] <name>
値 | 概要 |
---|---|
<name> | 新規サブネット名 |
値 | 概要 |
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-h, --help | ヘルプメッセージを表示して終了します。 |
--project <project> | 所有者のプロジェクト(名前または ID) |
--project-domain <project-domain> | プロジェクトが所属するドメイン(名前または ID)。プロジェクト名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。 |
--subnet-pool <subnet-pool> | このサブネットが cidrを取得するサブネットプール(名前または ID)。 |
--use-prefix-delegation USE_PREFIX_DELEGATION | ip が ipv6 形式で、ip が外部に委譲される場合は prefix-delegation を使用します。 |
--use-default-subnet-pool | --ip-version のデフォルトのサブネットプールを使用します。 |
--prefix-length <prefix-length> | サブネットプールからのサブネット割り当てのプレフィックス長 |
--subnet-range <subnet-range> | cidr 表記のサブネット範囲(--subnet- pool が指定されていない場合には必須、それ以外の場合はオプション) |
--dhcp | dhcpを有効にします(デフォルト)。 |
--no-dhcp | dhcp を無効にします。 |
--gateway <gateway> | サブネットのゲートウェイを指定します。3 つのオプションは、<ip-address>: ゲートウェイとして使用する特定の IP アドレス、auto: ゲートウェイのアドレスはサブネット自体から自動的に選択される、none: このサブネットはゲートウェイを使用しない、です(例:--gateway 192.168.9.1、--gateway auto、--gateway none(デフォルトは auto))。 |
--ip-version {4,6} | IP バージョン(デフォルトは 4)。サブネットプールが指定されている場合には、サブネットプールから IP バージョンが決定され、このオプションは無視されます。 |
--ipv6-ra-mode {dhcpv6-stateful,dhcpv6-stateless,slaac} | Ipv6 ra(ルーター広告)モード。有効なモード:[dhcpv6-stateful、dhcpv6-stateless、slaac] |
--ipv6-address-mode {dhcpv6-stateful,dhcpv6-stateless,slaac} | Ipv6 アドレスモード。有効なモード:[dhcpv6-stateful、dhcpv6-stateless、slaac] |
--network-segment <network-segment> | このサブネットに関連付けるネットワークセグメント(名前または ID) |
--network <network> | このサブネットが属するネットワーク(名前または ID) |
--description <description> | サブネットの説明を設定します。 |
--allocation-pool start=<ip-address>,end=<ip-address> | このサブネットの割り当てプール IP アドレス(例:start=192.168.199.2,end=192.168.199.254)(複数の IP アドレスを追加する場合はオプションを繰り返し使用します) |
--dns-nameserver <dns-nameserver> | このサブネットの DNS サーバー(複数の DNS サーバーを設定する場合はオプションを繰り返し使用します) |
--host-route destination=<subnet>,gateway=<ip-address> | このサブネットの追加のルート(例:destination=10.10.0.0/16,gateway=192.168.71.254、 destination: 宛先のサブネット (CIDR 表記)、gateway: 次のホップの IP アドレス)(複数のルートを追加する場合はオプションを繰り返し使用します) |
--service-type <service-type> | このサブネットのサービス種別(例:network:floatingip_agent_gateway)。ネットワークポートの有効なデバイス所有者の値でなければなりません(複数のサービス種別を設定する場合はオプションを繰り返し使用します)。 |
--tag <tag> | サブネットに追加されるタグ(複数のタグを設定する場合はオプションを繰り返し使用します) |
--no-tag | サブネットにタグを関連付けません。 |
値 | 概要 |
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出力フォーマッター options-f {json,shell,table,value,yaml}, --format {json,shell,table,value,yaml} | 出力形式。デフォルトは table です。 |
-c COLUMN, --column COLUMN | 追加する列を指定します。繰り返すことができます。 |
値 | 概要 |
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--noindent | Json のインデントを無効にするかどうか。 |
値 | 概要 |
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UNIX シェルで解析できる形式(variable="value")--prefix PREFIX | すべての変数名にプレフィックスを追加します。 |
値 | 概要 |
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--max-width <integer> | 表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。 |
--fit-width | 表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。 |
--print-empty | 表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。 |