3.2.9. paste_deploy


以下の表には、/etc/glance/glance-registry.conf ファイルの [paste_deploy] グループで利用可能なオプションをまとめています。

表3.32 paste_deploy
設定オプション = デフォルト値タイプ説明

config_file = None

文字列値

貼り付け設定ファイルの名前。

サーバーアプリケーションのデプロイメントにパイプを設定するために使用する貼り付け設定ファイルの名前を表す文字列値を指定します。

注記:

  • 貼り付け設定ファイル用の glance ディレクトリーの名前、または絶対パスではなく相対パスを指定します。
  • Glance に同梱されるサンプルの貼り付け設定ファイルは、一般的なすべてのデプロイメントフレーバーの設定済みのパイプラインが含まれるため、ほとんどの場合編集する必要はありません。

このオプションに値が指定されていない場合、対応する Glance サービスの設定ファイル名を接頭辞に持つ paste.ini ファイルが既知の設定ディレクトリーで検索されます (たとえば、glance-api.conf にこのオプションがない場合や、値が設定されていない場合には、サービスは glance-api-paste.ini という名前のファイルを探します)。 貼り付け設定ファイルが見つからない場合、サービスは起動しません。

以下の値を使用できます。

  • 貼り付け設定ファイルの名前を表す文字列値。

関連するオプション:

  • flavor

flavor = None

文字列値

サーバーアプリケーションパイプラインで使用するデプロイメントフレーバー。

サーバーアプリケーションの pipleline で使用される適切なデプロイメントフレーバーを表す文字列の値を指定します。通常、これはサービス名が削除された貼り付け設定ファイルのパイプラインの部分的な名前です。

たとえば、貼り付け設定ファイルの貼り付けセクション名が [pipeline:glance-api-keystone] の場合、flavorkeystone に設定します。

以下の値を使用できます。

  • 部分的なパイプライン名を表す文字列値。

関連するオプション:

  • config_file
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