6.9. ノード数とフレーバーを定義する環境ファイルの作成


デフォルトでは、director は baremetal フレーバーを使用して 1 つのコントローラーノードとコンピュートノードを持つオーバークラウドをデプロイします。ただし、この設定は概念検証のためのデプロイメントにしか適しません。異なるノード数およびフレーバーを指定して、デフォルトの設定をオーバーライドすることができます。小規模な実稼働環境では、少なくとも 3 つのコントローラーノードおよびコンピュートノードを作成し、特定のフレーバーを割り当ててノードが適切なリソース仕様を持つようにします。ノード数およびフレーバーの割り当てを定義する環境ファイル node-info.yaml を作成するには、以下の手順を実施します。

手順

  1. /home/stack/templates/ ディレクトリーに node-info.yaml ファイルを作成します。

    (undercloud) $ touch /home/stack/templates/node-info.yaml
  2. ファイルを編集し、必要なノード数およびフレーバーを設定します。以下の例には、3 台のコントローラーノードおよび 3 台のコンピュートノードが含まれます。

    parameter_defaults:
      OvercloudControllerFlavor: control
      OvercloudComputeFlavor: compute
      ControllerCount: 3
      ComputeCount: 3
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.