3.5. イメージ準備エントリーの階層化
ContainerImagePrepare
パラメーターの値は YAML リストです。したがって、複数のエントリーを指定することができます。以下の例で、2 つのエントリーを指定するケースを説明します。この場合、director はすべてのイメージの最新バージョンを使用しますが、nova-api
イメージについてのみ、15.0-44
とタグ付けされたバージョンを使用します。
ContainerImagePrepare: - tag_from_label: "{version}-{release}" push_destination: true excludes: - nova-api set: namespace: registry.redhat.io/rhosp15-rhel8 name_prefix: openstack- name_suffix: '' tag: latest - push_destination: true includes: - nova-api set: namespace: registry.redhat.io/rhosp15-rhel8 tag: 15.0-44
includes
および excludes
のエントリーで、それぞれのエントリーでのイメージの絞り込みをコントロールします。includes
設定と一致するイメージが、excludes
と一致するイメージに優先します。一致するとみなされるためには、イメージ名に includes
または excludes
の設定値が含まれていなければなりません。