7.3. 事前にプロビジョニングされたノードのオペレーティングシステムの登録


それぞれのノードには、Red Hat サブスクリプションへのアクセスが必要です。該当ノードを Red Hat コンテンツ配信ネットワークに登録するには、各ノードで以下の手順を実施します。

手順

  1. 登録コマンドを実行して、プロンプトが表示されたらカスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。

    [root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager register
  2. Red Hat OpenStack Platform 15 のエンタイトルメントプールを検索します。

    [root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager list --available --all --matches="Red Hat OpenStack"
  3. 上記のステップで特定したプール ID を使用して、Red Hat OpenStack Platform 15 のエンタイトルメントをアタッチします。

    [root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager attach --pool=pool_id
  4. デフォルトのリポジトリーをすべて無効にします。

    [root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager repos --disable=*
  5. 必要な Red Hat Enterprise Linux リポジトリーを有効にします。

    1. x86_64 システムの場合には、以下のコマンドを実行します。

      [root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager repos --enable=rhel-8-for-x86_64-baseos-rpms --enable=rhel-8-for-x86_64-appstream-rpms --enable=rhel-8-for-x86_64-highavailability-rpms --enable=ansible-2.8-for-rhel-8-x86_64-rpms --enable=openstack-15-for-rhel-8-x86_64-rpms --enable=rhceph-4-osd-for-rhel-8-x86_64-rpms--enable=rhceph-4-mon-for-rhel-8-x86_64-rpms --enable=rhceph-4-tools-for-rhel-8-x86_64-rpms --enable=advanced-virt-for-rhel-8-x86_64-rpms --enable=fast-datapath-for-rhel-8-x86_64-rpms
    2. POWER システムの場合には、以下のコマンドを実行します。

      [root@controller-0 ~]# sudo subscription-manager repos --enable=rhel-8-for-ppc64le-baseos-rpms --enable=rhel-8-for-ppc64le-appstream-rpms --enable=rhel-8-for-ppc64le-highavailability-rpms --enable=ansible-2.8-for-rhel-8-ppc64le-rpms --enable=openstack-15-for-rhel-8-ppc64le-rpms --enable=advanced-virt-for-rhel-8-ppc64le-rpms
    重要

    記載されたリポジトリーのみを有効にします。追加のリポジトリーを使用すると、パッケージとソフトウェアの競合が発生する場合があります。他のリポジトリーは有効にしないでください。

  6. システムを更新して、ベースシステムパッケージが最新の状態になるようにします。

    [root@controller-0 ~]# sudo dnf update -y
    [root@controller-0 ~]# sudo reboot

このノードをオーバークラウドに使用する準備ができました。

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