A.6. Fujitsu Integrated Remote Management Controller (iRMC)


Fujitsu の iRMC は、LAN 接続と拡張された機能を統合した Baseboard Management Controller (BMC) です。このドライバーは、iRMC に接続されたベアメタルシステムの電源管理にフォーカスしています。

重要

iRMC S4 以降のバージョンが必要です。

pm_type
このオプションを irmc に設定します。
pm_user; pm_password
iRMC インターフェースのユーザー名とパスワード
pm_addr
iRMC インターフェースの IP アドレス
pm_port (オプション)
iRMC の操作に使用するポート。デフォルトは 443 です。
pm_auth_method (オプション)
iRMC 操作の認証方法。basic または digest を使用します。デフォルトは basic です。
pm_client_timeout (オプション)
iRMC 操作のタイムアウト (秒単位)。デフォルトは 60 秒です。
pm_sensor_method (オプション)

センサーデータの取得方法。ipmitool または scci です。デフォルトは ipmitool です。

  • このドライバーを有効にするには、undercloud.confenabled_hardware_types オプションに irmc を追加してから、openstack undercloud install コマンドを再実行します。
  • センサーデータの取得方法として SCCI を有効にする場合には、追加のユーティリティーセットもインストールする必要があります。python3-scciclient パッケージをインストールして、openstack-ironic-conductor サービスを再起動します。

    $ dnf install python3-scciclient
    $ sudo systemctl restart openstack-ironic-conductor.service
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