5.5. オーバークラウドの高可用性


高可用性なオーバークラウドをデプロイするために、director は複数のコントローラー、コンピュート、およびストレージノードを単一のクラスターとして連携するように設定します。ノードで障害が発生すると、障害が発生したノードのタイプに応じて、自動フェンシングおよび再起動プロセスがトリガーされます。オーバークラウドの高可用性アーキテクチャーおよびサービスに関する情報は、『 High Availability Deployment and Usage 』を参照してください。

director を使用して、コンピュートインスタンスの高可用性 (インスタンス HA) を設定することもできます。この高可用性のメカニズムにより、ノードで障害が発生するとコンピュートノード上のインスタンスが自動的に退避および再起動されます。インスタンス HA に対する要件は通常のオーバークラウドの要件と同じですが、環境をデプロイメント用に準備するために追加のステップを実施する必要があります。インスタンス HA の仕組みおよびインストール手順に関する情報は、『コンピュートインスタンスの高可用性』を参照し てください。

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