第4章 Fujitsu ETERNUS 環境ファイルの作成
環境ファイルには、定義する各バックエンドの設定、およびその他の関連する設定が含まれます。環境ファイルに関する詳しい情報は、『オーバークラウドの 高度なカスタマイズ』 の「環境ファイル」を参照してください。https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_openstack_platform/15/html-single/advanced_overcloud_customization/#sect-Environment_Files
また、環境ファイルは、3章Fujitsu ETERNUS heat テンプレートの準備 で作成した heat テンプレートを登録します。heat テンプレートで定義した installation コマンドと echo コマンドは、デプロイメント中に適切なノードで実行されます。
以下の環境ファイルの例には、Block Storage バックエンドとして ETERNUS デバイスを定義するのに必要なセクションが含まれています。また、「Fujitsu ETERNUS バックエンドごとのドライバー定義の作成」 および 「Fujitsu ETERNUS heat テンプレートの例」 でオーケストレーションされる対応する各 XML ファイルのバックエンド定義も作成します。
eternusbackend-env.yaml
resource_registry:
OS::TripleO::NodeExtraConfig: /home/stack/templates/eternus-temp.yaml #
parameter_defaults: #
CinderEnableIscsiBackend: false
CinderEnableRbdBackend: false
CinderEnableNfsBackend: false
NovaEnableRbdBackend: false
GlanceBackend: file #
controllerExtraConfig: #
cinder::config::cinder_config:
FJFC/volume_driver: #
value: cinder.volume.drivers.fujitsu.eternus_dx.eternus_dx_fc.FJDXFCDriver
FJFC/cinder_eternus_config_file: #
value: /etc/cinder/eternus-fc.xml
FJFC/volume_backend_name: #
value: FJFC
FJFC/fujitsu_private_key_path:
value: /etc/cinder/eternus
FJISCSI/volume_driver: #
value: cinder.volume.drivers.fujitsu.eternus_dx.eternus_dx_iscsi.FJDXISCSIDriver
FJISCSI/cinder_eternus_config_file:
value: /etc/cinder/eternus-iscsi.xml
FJISCSI/volume_backend_name:
value: FJISCSI
FJISCSI/fujitsu_private_key_path:
value: /etc/cinder/eternus
cinder_user_enabled_backends: ['FJFC','FJISCSI'] #
CinderVolumeOptVolumes:
- /etc/cinder/eternus-iscsi.xml:/etc/cinder/eternus-iscsi.xml:ro
- /etc/cinder/eternus-fc.xml:/etc/cinder/eternus-fc.xml:ro
- /etc/cinder/eternus:/etc/cinder/eternus:ro
DockerCinderVolumeImage: registry.connect.redhat.com/fujitsu/rhosp15-fujitsu-cinder-volume-161
ContainerImageRegistryLogin: True
ContainerImageRegistryCredentials:
registry.connect.redhat.com:
my-username: my-password
registry.redhat.io:
my-username: my-password
- 1
Node Extra Configを使用して、コア Puppet 設定の前にすべてのノードのカスタム設定を定義します。これにより、Block Storage サービスがオーバークラウドにデプロイされる際に、以下の設定が可能になります。- 各バックエンドの XML 設定ファイルが存在する。
- 秘密鍵が生成される。
- 2
- 他のバックエンド種別を無効にするには、以下のパラメーターを
falseに設定します。-
CinderEnableIscsiBackend: 他の iSCSI バックエンド。 -
CinderEnableRbdBackend: Red Hat Ceph Storage. -
CinderEnableNfsBackend: NFS -
NovaEnableRbdBackend: ephemeral Red Hat Ceph Storage。
-
- 3
GlanceBackendパラメーターを使用して、Image サービスのイメージストレージ設定を定義します。以下の値がサポートされています。-
この
ファイルは、各コントローラーノードの/var/lib/glance/imagesにイメージを保存します。 -
swiftは、イメージストレージに Object Storage サービスを使用します。 -
cinderは、イメージストレージに Block Storage サービスを使用します。
-
この
- 4
controllerExtraConfigを使用して、全コントローラーノードのカスタム設定を定義します。cinder::config::cinder_configクラスは Block Storage サービス用です。director は、これらのバックエンド設定を各ノードの/etc/cinder/cinder.confファイルに保存します。- 5
FJFCという名前のバックエンド定義をFJFC/文字列で設定し、そのバックエンド定義でvolume_driverパラメーターを宣言します。volume_driverパラメーターを使用して、バックエンドのFibre Channel ETERNUS ドライバーを設定します (例:cinder.volume.drivers.fujitsu.eternus_dx.eternus_dx_fc.FJDXFCDriver)。- 6
cinder_eternus_config_fileを使用して、ドライバーがバックエンドに使用する XML 設定ファイルへのパスを設定します。/home/stack/templates/eternus-temp.yamlなどの heat テンプレートを使用して、/etc/cinder/eternus-fc.xmlの作成をオーケストレーションします。- 7
volume_backend_nameは、Block Storage サービスがバックエンドを有効にするために使用する名前です。- 8
FJISCSI/文字列で新しいバックエンド定義を設定します。volume_driverパラメーターを使用して、バックエンドの iSCSI ETERNUS ドライバーを設定します (例:cinder.volume.drivers.fujitsu.eternus_dx.eternus_dx_iscsi.FJDXISCSIDriver)。- 9
cinder_user_enabled_backendsクラスでカスタムバックエンドを設定して有効にします。このクラスは、ユーザー対応バックエンド (cinder::config::cinder_configクラスで定義されるものなど) にのみ使用します。- 10
CinderVolumeOptVolumesを使用して、コンテナーで実行中の cinder-volume サービスがホストのカスタム設定ファイルを利用できるようにします。
環境ファイルの作成後に、設定をデプロイすることができます。環境ファイル /home/stack/templates/eternusbackend-env.yaml の詳細については、5章設定された Fujitsu ETERNUS バックエンドのデプロイ を参照してください。