1.2.4. イメージのインポート
URI からイメージをインポートする web-download と ローカルファイルシステムからイメージをインポートする glance-direct を使用して、Image サービス (glance) にイメージをインポートすることができます。デフォルトでは、両方のオプションが有効です。
インポートの方法は、クラウド管理者によって設定されます。glance import-info コマンドを実行して、利用可能なインポートオプションを一覧表示します。
1.2.4.1. リモート URI からのインポート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
web-download メソッドを使用して、リモートの URI からイメージをコピーすることができます。
イメージを作成して、インポートするイメージの URI を指定します。
glance image-create --uri <URI>
glance image-create --uri <URI>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
glance image-show <image-ID>コマンドで、イメージの可用性をモニタリングすることができます。ここで ID は、イメージの作成中に提供された ID に置き換えてください。
Image サービスの web-download メソッドでは、2 段階のプロセスでインポートを実施します。まず、イメージのレコードを作成します。次に、指定した URI からイメージを取得します。このメソッドは、Image API v1 で使用されていた非推奨となった copy-from メソッドよりもセキュアにイメージをインポートする方法です。
『Advanced Overcloud Customization』で説明するように、URI にオプションのブラックリストおよびホワイトリストによる絞り込みを適用することができます。
『オーバークラウドの高度なカスタマイズ』で説明するように、Image Property Injection プラグインにより、イメージにメタデータ属性を注入することができます。注入されたこれらの属性により、イメージインスタンスを起動するコンピュートノードが決定されます。