4.3.4. フレーバーのメタデータの更新
一般属性の編集に加えて、フレーバーにメタデータ (extra_specs
) を追加することが可能です。メタデータは、インスタンスの使用方法を微調整するのに役立ちます。たとえば、最大許容帯域幅やディスクの書き込みを設定する場合などです。
- 事前定義済みのキーにより、ハードウェアサポートやクォータが決定されます。事前定義済みのキーは、使用するハイパーバイザーによって限定されます (libvirt の場合は 表4.5「Libvirt のメタデータ」を参照してください)。
-
事前定義済みおよびユーザー定義のキーはいずれも、インスタンスのスケジューリングを決定します。たとえば、
SpecialComp=True
と指定すると、このフレーバーを使用するインスタンスはすべてメタデータのキーと値の組み合わせが同じホストアグリゲートでのみ実行可能となります (「ホストアグリゲートの管理」を参照)。
4.3.4.1. メタデータの表示
- Dashboard に管理ユーザーとしてログインして 管理 > システム > フレーバー を選択します。
-
フレーバーの メタデータ リンク (
はい
またはいいえ
) をクリックします。現在の値はすべて右側の 選択済みのメタデータ の下に一覧表示されます。