第2章 NetApp バックエンドの要件
前提条件
- NetApp ストレージコントローラーはデプロイされ、バックエンドとして使用する準備が整います。
- Shared File Systems サービスのバックエンドとして NetApp ストレージコントローラー 1 つだけを使用する予定のケースです。
- director のインストールユーザーアカウントを使用できます。このユーザーアカウントは、オーバークラウドのデプロイメントの一部として作成します。director ユーザーアカウントについての詳しい情報は、『director のインストール と使用 方法』 の「director のインストールの準備 」を参照してください。
- Shared File System サービスをコントローラーノードにインストールすること。これは、デフォルトのインストール方法です。
本書には、NetApp バックエンド用のさまざまなデプロイメント設定についての情報は含まれません。Shared File System サービスに適した NetApp ストレージデプロイメント設定についての詳細 は、特にアップストリームの NetApp ドキュメント を参照してください。
各 NetApp バックエンドの設定が完了したら、設定をカスタム環境ファイルに変換し、この環境ファイルをデプロイメントコマンドに追加することができます。director は、デプロイメント時にこのファイルを使用してバックエンドの設定をオーケストレーションし、オーバークラウドの更新後も維持されます。