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10.2. OVS-DPDK パラメーターの設定

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重要

OVS-DPDK 用の OpenStack ネットワークを最適化するには、network-environment.yaml ファイルに設定する OVS-DPDK パラメーターの最適な値を判断する必要があります。詳しくは、「 ワークフローを使用した DPDK パラメーターの算出」を 参照してください。

  1. resource_registry セクションに OVS-DPDK 用のカスタムリソースを追加します。

      resource_registry:
        # Specify the relative/absolute path to the config files you want to use for override the default.
        OS::TripleO::ComputeOvsDpdkSriov::Net::SoftwareConfig: nic-configs/computeovsdpdksriov.yaml
        OS::TripleO::Controller::Net::SoftwareConfig: nic-configs/controller.yaml
  2. parameter_defaults セクションで、トンネルの種別を vxlan に、ネットワーク種別を vxlan,vlan に設定します。

    NeutronTunnelTypes: 'vxlan'
    NeutronNetworkType: 'vxlan,vlan'
  3. parameters_defaults セクションで、ブリッジマッピングを設定します。

    # The OVS logical->physical bridge mappings to use.
    NeutronBridgeMappings:
      - dpdk-mgmt:br-link0
  4. parameter_defaults セクションで、ComputeOvsDpdkSriov ロール向けにロール固有のパラメーターを設定します。

      ##########################
      # OVS DPDK configuration #
      ##########################
      ComputeOvsDpdkSriovParameters:
        KernelArgs: "default_hugepagesz=1GB hugepagesz=1G hugepages=32 iommu=pt intel_iommu=on isolcpus=2-19,22-39"
        TunedProfileName: "cpu-partitioning"
        IsolCpusList: "2-19,22-39"
        NovaVcpuPinSet: ['4-19,24-39']
        NovaReservedHostMemory: 4096
        OvsDpdkSocketMemory: "3072,1024"
        OvsDpdkMemoryChannels: "4"
        OvsDpdkCoreList: "0,20,1,21"
        OvsPmdCoreList: "2,22,3,23"
        NovaComputeCpuSharedSet: [0,20,1,21]
        NovaLibvirtRxQueueSize: 1024
        NovaLibvirtTxQueueSize: 1024
    注記

    ゲストインスタンス作成の失敗を避けるために、DPDK PMD 用の DPDK NIC の有無にかかわらず、各 NUMA ノード上で少なくとも 1 つの CPU を (シブリングスレッドと共に) 割り当てる必要があります。これは、OvsPmdCoreList パラメーターで示され、NUMA 1 からコア 2 および 22 を持ち、NUMA 2 からコア 3 および 23 になります。

    注記

    本手順に示したとおり、これらのヒュージページは仮想マシンと、OvsDpdkSocketMemory パラメーターを使用する OVS-DPDK によって消費されます。仮想マシンで利用可能なヒュージページの数は、ブート パラメーターから OvsDpdkSocketMemory を引いた値です。

    DPDK インスタンスに関連付けるフレーバーに hw:mem_page_size=1GB も追加する必要があります。

    注記

    OvsDPDKCoreListOvsDpdkMemoryChannels は、本手順では必須の設定です。適切な値を設定せずに DPDK をデプロイする場合、デプロイメントが失敗したり、不安定になる可能性があります。

  5. SR-IOV 向けにロール固有のパラメーターを設定します。

      NovaPCIPassthrough:
        - devname: "p7p3"
          trusted: "true"
          physical_network: "sriov-1"
        - devname: "p7p4"
          trusted: "true"
          physical_network: "sriov-2"
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