3.2. NFV デプロイメントでサポートされている構成
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) では、director を使用して以下の NFV デプロイメントがサポートされます。
- Single Root I/O Virtualization (SR-IOV)
- Data Plane Development Kit 対応 Open vSwitch (OVS-DPDK)
また、以下のどの機能と共に Red Hat OpenStack Platform をデプロイすることもできます。
- コンポーザブルロール
- ハイパーコンバージドインフラストラクチャー (サポートは限定的です)
- Real-time Compute の設定
- OVS ハードウェアオフロード (テクノロジープレビュー)
Red Hat の組み込み OpenDaylight SDN ソリューションは、RHOSP 14 で非推奨になりました。Red Hat は OpenDaylight のサポートおよびバグ修正を継続して提供しますが、すべてのサポートは 2021 年 6 月 27 日に RHOSP 13 のライフサイクルと共に終了します。
デフォルトの SDN ソリューションとして Open Virtual Network(OVN)を使用する RHOSP 15 NFV デプロイメントはサポートされません。OVS メカニズムドライバーと共に RHOSP をデプロイするには、以下の手順を使用します。
手順
containers-prepare-parameter.yamlファイルでneutron_driverパラメーターをnullに設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/servicesディレクトリーのneutron-ovs.yaml環境ファイルを、デプロイメント用スクリプトに追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow