7.3.2. ネットワークノードとコンピュートノードの設定


ノードを外部ネットワークに接続し、インスタンスが外部ネットワークと直接通信できるようにするには、ネットワークノードおよびコンピュートノードで以下の手順を実施します。

1. 外部ネットワークブリッジ (br-ex) を作成し、ポート (eth1) をそのブリッジに関連付けます。

  • 以下の例では、eth1br-ex を使用するように設定します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1

DEVICE=eth1
TYPE=OVSPort
DEVICETYPE=ovs
OVS_BRIDGE=br-ex
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=no
BOOTPROTO=none
  • 以下の例では、br-ex ブリッジを設定します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br-ex:

DEVICE=br-ex
TYPE=OVSBridge
DEVICETYPE=ovs
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=no
BOOTPROTO=none

2. ノードをリブートするか、network サービスを再起動して、ネットワーク設定の変更を適用します。

# systemctl restart network

3. /etc/neutron/plugins/ml2/openvswitch_agent.ini で物理ネットワークを設定して、物理ネットワークに応じてブリッジをマッピングします。

bridge_mappings = physnet1:br-ex
注記

bridge_mappings の設定に関する詳しい情報は、「 11章ブリッジマッピングの設定 」を参照してください。

4.ネットワークノードとコンピュートノードで neutron-openvswitch-agent サービスを再起動して、変更を適用します。

systemctl restart neutron-openvswitch-agent
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.