5.3.2. Bare Metal Provisioning サービスでのポートグループの設定
ポートグループが属する先のノード、その名前、アドレス、モード、プロパティー、スタンドアロンポートへのフォールバックをサポートするかどうかを指定して、ポートグループを作成します。
# openstack baremetal port group create --node NODE_UUID --name NAME --address MAC_ADDRESS --mode MODE --property miimon=100 --property xmit_hash_policy="layer2+3" --support-standalone-ports
また、
openstack baremetal port group set
コマンドを使用してポートグループを更新することもできます。アドレスを指定しない場合には、デプロイされるインスタンスのポートグループアドレスは OpenStack Networking のポートと同じになります。
neutron
ポートが接続されていない場合には、ポートグループは設定されません。インターフェースの接続中には、ポートグループの優先度はポートよりも高くなるので、最初に使用されます。現在、インターフェースの接続要求で、ポートグループとポートのどちらを優先するかを指定することは できません。ポートのないポートグループは無視されます。
注記ポートグループは、手動でスタンドアロンモードに設定する必要があります。そのためには、イメージ内で設定するか、
configdrive
を生成してノードのinstance_info
に追加します。ポートグループの設定が機能するには、cloud-init
バージョン 0.7.7 以降を使用している必要があります。ポートをポートグループに関連付けます。
ポートの作成中
# openstack baremetal port create --node NODE_UUID --address MAC_ADDRESS --port-group test
ポートの更新中
# openstack baremetal port set PORT_UUID --port-group PORT_GROUP_UUID
cloud-init
対応のイメージまたはボンディングをサポートしているイメージを提供することにより、インスタンスを起動します。ポートグループが適切に設定されているかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
# cat /proc/net/bonding/bondX
X
は、cloud-init
が設定済みの各ポートグループに対して自動生成する番号です。0
で始まり、ポートグループを設定するたびに 1 つずつ増えます。