7.5.3. トランクモードでの networking-ansible 用ネットワーク設定
重要
この機能は、本リリースでは テクノロジープレビュー として提供しているため、Red Hat では全面的にはサポートしていません。これは、テスト用途にのみご利用いただく機能で、実稼働環境にデプロイすべきではありません。テクノロジープレビュー機能についての詳しい情報は、「対象範囲の詳細」を参照してください。
Bare Metal Provisioning および networking-ansible
ドライバーを有効にしてオーバークラウドをデプロイしたら、ベアメタルノード用に以下のネットワークを作成します。
- プロビジョニングネットワーク
- ベアメタルシステムは、このネットワークを初期作成に使用します。
- テナントネットワーク
- ベアメタルシステムは、プロビジョニング後にこのネットワークに切り替え、このネットワークを内部通信に使用します。
手順
- プロビジョニングネットワークおよびサブネットを作成します。この操作は、使用しているプロビジョニングネットワークの種別により異なります。プロビジョニングネットワークの設定については、「4章デプロイ後の Bare Metal サービスの設定」を参照してください。
プライマリーテナント VLAN ネットワーク、セカンダリーテナントネットワーク、ならびにゲストが接続された物理ネットワークを使用する各ネットワークのサブネットを作成します。
$ openstack network create --provider-network-type vlan --provider-physical-network baremetal primary-tenant-net $ openstack network create --provider-network-type vlan --provider-physical-network baremetal secondary-tenant-net $ openstack subnet create --network primary-tenant-net --subnet-range 192.168.3.0/24 --allocation-pool start=192.168.3.10,end=192.168.3.20 primary-tenant-subnet $ openstack subnet create --network secondary-tenant-net --subnet-range 192.168.7.0/24 --allocation-pool start=192.168.7.10,end=192.168.7.20 secondary-tenant-subnet
networking-ansible
が機能するように、必ず--provider-network-type
オプションをvlan
に設定してください。