3.4. プロジェクトバックアップクォータの表示および変更
通常、ダッシュボードを使用してプロジェクトストレージクォータを変更できます。たとえば、プロジェクトに割り当てることのできるボリューム、ボリュームのストレージ、スナップショット、その他の操作制限などです。ただし、ダッシュボードでバックアップクォータを変更する機能は利用できません。
バックアップのクォータを変更するには、コマンドラインインターフェースを使用する必要があります。
手順
特定のプロジェクト(テナント)のストレージクォータを表示するには、以下のコマンドを入力します。
# cinder quota-show <PROJECT_ID>
特定のプロジェクトで作成可能なバックアップの最大数 &
lt;MAXNUM
> を更新します。# cinder quota-update --backups <MAXNUM> <PROJECT_ID>
特定のプロジェクト内で、すべてのバックアップの最大サイズ(
<MAXGB
>)を更新します。# cinder quota-update --backup-gigabytes MAXGB <PROJECT_ID>
特定のプロジェクトのストレージクォータの使用状況を表示します。
# cinder quota-usage <PROJECT_ID>