検索

第5章 設定したバックエンドのテスト

download PDF

バックエンドをデプロイした後に、そこにボリュームを正常に作成できるかどうかをテストします。これを実行するには、最初に必要な環境変数を読み込む必要があります。これらの変数は、デフォルトで /home/stack/overcloudrc で定義されます。

これらの変数を読み込むには、stack ユーザーとして以下のコマンドを実行します。

$ source /home/stack/overcloudrc
注記

詳しい情報は、Accessing the Overcloudを参照してください。

これでコントローラーノードにログインするはずです。そこから、使用するバックエンド(ここでは、3章単一バックエンドの定義で新たに定義したバックエンド)を指定するために使用できる ボリューム種別 を作成することができます。これは、他のバックエンドが有効化されている OpenStack デプロイメントで必要です(director を使用することを推奨)。

dellps という名前のボリューム種別を作成するには、以下のコマンドを実行します。

$ cinder type-create dellps

次に、このボリューム種別を 3章単一バックエンドの定義 で定義されるバックエンドにマッピングします。( CinderDellPsBackendName パラメーターで定義さ れる) バックエンド名( 3章単一バックエンドの定義)を指定して、以下のコマンドを実行します。

$ cinder type-key dellps set volume_backend_name=tripleo_dellps

これで、ボリューム種別を呼び出して、新たに定義したバックエンドに 2 GB のボリュームを作成することができるはずです。そのためには、以下のコマンドを実行します。

$ cinder create --volume-type dellps 2
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.